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間違って覚えてしまっているかもしれない言葉 その二

日本語難しいですよね。

様々な表現があるからこそ美しい文章も生まれるのですが、
様々な表現があるからこそ勘違いして覚えてしまうことも多々あります。

そんな言葉のトラップに引っかかっていないか確認してみてください。


『役不足(やくぶそく)』

「その仕事を任せるには、君ではまだ役不足だ」というように、”力不足”の意味で使うのは誤用です。

正しくは、

1 俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。
2 力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。

デジタル大辞泉


『潮時(しおどき)』

「体力の限界を感じた。そろそろ私も潮時か……」というように、引退や卒業の場面で使われるせいかネガティブな意味に捉えられがちですが、本来はポジティブな言葉です。

正しくは、

物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。

デジタル大辞泉


『気が置けない(きがおけない)』

「気が置けない人といると、息が詰まる」なんて使い方してませんか?
まるっきり正反対の誤用です。

正しくは、

遠慮したり気をつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる。

デジタル大辞泉


今回は以上です。
文字から受ける印象だと逆の意味に思えてしまいます。
引っかからないようにするには一つ一つ覚えるしかありません。
日々是勉強です。



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