SEOで成果を出すなら、今はSEO以外に注力した方が効率は良いかもしれない
石戸(@idist_410)といいます。普段は、アイオイクスという会社で、マーケター兼コンサルタントを担当しています。
現在、SEOで集客することは、段々と厳しくなっていると感じます。
既に取り組んでいて、ある程度土台があるならまだしも、ほぼSEOに取り組んでいない状態で成果を出すのは難しくなってきました。
そして、SEOだけで成果を出すというのは、今後さらに難しくなっていくはずです。
そこで、今回は、「SEOで成果を出すなら、SEO以外に注力した方が良い」というテーマでnoteを書いてみたいと思います。
SEOに詳しくない方でもわかりやすいように書いてみましたので、ぜひ参考としていただければと思います。
SEOの評価基準は、大きく分けて2種類
検索結果の順を決める評価基準にはいろいろあるのですが、ざっくり2種類に分けられます。
①コンテンツの質:何を言っているか?
②サイト運営者の信頼性:誰が言っているか?
SEOでは、よく「ユーザーのタメになるコンテンツを作ろう」という話が出てきますが、それは①のコンテンツの質にあたります。
ただ、最近のGoogleの傾向を見ていると、②のサイト運営者の信頼性に評価の比重を寄せてきていると感じます。
そして、信頼性を高めるには、SEOだけがんばっていてもダメです。SEO以外の要因が信頼性に大きく関わってきます。
信頼性とは、他者からの評価のこと
「信頼性」はかなり抽象的な言葉ですが、要するに「他者からどれだけ評価されているか?」ということです。
まったく同じことを言うにしても、支持する人がいるのといないのとでは、その発言の信頼性が大きく変わってきます。
例えば、一般人が「おいしいラーメンの作り方」を話しても「本当に?」と少し疑わしく感じますよね。
一方で、行列のできるラーメン屋の店主が同じことを話すのであれば、「なるほど...」となるはずです。
このように、「誰が言っているのか?」という判断基準は発信内容の信頼性を担保する上で重要ですし、Googleの評価基準も「発信者の信頼性」にかなり重きを置いています。
いくら良いことをいっていても、自身の信頼性が不足していると信じてもらえないんですよね。SEOで言うなら、順位が上がらない理由になります。
もし、今の検索結果で順位を上げたいのであれば、サイト内でできるSEOをやっていても限界があります。
コンテンツの質を高めつつも、自身の評判を上げていかなければなりません。
自身の評判を上げるには、どうすれば良いのか?
従来のSEOだけやっていても、自身の評判は上がりません。
評判を上げるためには、オフライン・オンライン双方で露出を増やしていくことが重要です。
身もふたもない言い方をすると、自分自身が目立つ必要があると思います。
オフラインならセミナーや寄稿、出版、オンラインならSNS、セミナー、オウンドメディアなど、自身のコンテンツを軸として広く発信していくことが重要です。
ポジティブな目立ち方をすれば、必然的に良い評判も増えますし、引いては自身のサイトへリンクという形で良い評価が集まってくるでしょう。
そうして、他者からポジティブな評価を受けられるような取り組みを行うことで、結果として検索で上位表示されやすくなるわけです。
SEOだけ頑張っていても、上がらないものは上がらない
まだGoogleの評価の仕組みが整っていない頃は、"SEOだけ"で順位を上げることができていました。
しかし、検索結果を見るに、現在は「SEOだけを頑張れば上位表示できる時代」ではなくなってきています。
もちろん、コンテンツの質を高めたり、Googleがわかりやすい形でサイトを作ったりすることは今までどおり重要です。
一方で、いくらSEOをがんばっても、一般的な知名度や評価が低ければ上位表示するのは難しいのが実情なので、評判を高めていくほかないと思います。
「何が事実か?」というのを見極めるのは、検索結果に限らず難しいことです。
何が正しいかわからない場合、「誰が言っているか?」を重視するのは至極当然の話であり、支持される存在になることが重要だと思います。
今後はSEOのためだけのSEOをするのではなく、自身の正当な評価を高めていくことを意識していきましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
こんな話を近々セミナーでもする予定ですので、ぜひ参加いただけると嬉しいです。
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