21 文化の違いでは日本人が不利!?
仲の良いホストファミリーの息子さんと、ブラウニーを夜の11時から焼いて、夜の12時から翌朝4時までひたすら議論をしていました。
そのときに、文化の違いについても話しました。
日本人は、「これを言ったら相手がどのような反応をするか?」
「どんな言葉で伝えたらいいか?」
相手のことを考えながら言葉や表情を選んで相手とのコミュニュケーションをとります。
また、相手のして欲しいことを汲み取って行動します。
一方オランダ人は、言葉はダイレクトに、表情も思った通りに相手とコミュニュケーションをとります。
自分の思ったこと、やりたいこと、考えていることは、きちんと言葉にして伝えるので、相手の考えを汲み取る必要はありません。
相手にダイレクトで言われたとき、オランダ人は基本すぐ忘れたり、気にしなくなったりするので全く問題ないそうです。
さて、そんな日本人とオランダ人が出会うとどうなるでしょうか。
[Case1] お願い、不満があるとき
①攻め、オランダ人/受け、日本人
はっきりダイレクトに言われた日本人は傷つきます
②攻め、日本人/受け、オランダ人
オランダ人は気にしていないのに、日本人はダイレクトに言い過ぎたかな?と不安になり言ったことを後悔します
[Case2] 自分の意見を求められたとき
③攻め、日本人/受け、オランダ人
普段言語化することに慣れていない、何をしたいのか分からない日本人が痛い目をみます
相手の損得を考慮したり、空気を読んだりしてしまい日本人は上手に伝えられません。
④攻め、オランダ人/受け、日本人
思ったこと、やりたいことを素直に伝えられるオランダ人が得をします。日本人は言われるがまま、いいように扱われてしまいます。
ちょっと誇張を入れてますが、こんな感じになります。
日本人はコミュニュケーションのところで気にし過ぎたり、言えなかったりで苦労しますが、オランダ人はちゃんと言えて、あんまり気にしないので、苦労は感じないでしょう。
日本人はもっと自分の意見を持って、シャイにならずに言うべきだと思いますし、言う側、言われる側両方がもっと寛容になれたら楽なのになと思います。
でも、相手のことを汲み取れる日本の文化はとっても素敵で大好きです。
しんどいって言えないときに、気を遣って話を聞いてくれる友達が大好きです。
人に気を遣いながら仕事ができる日本人が重宝される場面も多いでしょう。
ただ、海外に出ると不利なのは日本人なんだろうなと思いました。
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