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『苦しさから逃れる3つのステップ』*

◆前回は、


・人が苦しくなる時は、「行動できてない時」が多い。
・「八方塞がり」「袋小路」「行き詰まり」など、全く動けていない状況になると苦しくなる。
・少しでも自分の意思で動くことができれば、心に余裕が生まれて、安心できる。

ということを書きました。
今回も続きます!

【苦しさから逃れるための3つのステップ】

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人が苦しさを感じる時は、「動けていない」ことが多いです。
人それぞれ、その時の状況などによって違う面もあると思いますが、自分が苦しい時を振り返ってみると「動けていないな」と感じることが、結構あります。

「少しでも、小さくても、大したことなくても」、「動く」ことで、心に余裕ができて楽になります

しかし、苦しさの渦に巻き込まれている時は、なかなか気づけないものです。

これから
「苦しさから逃れるための3つのステップ」について書いていきます。

◆苦しさから逃れるためには、

・ 気づく
・ 探す
・ 動く

を意識します。

 苦しい時には、その悩みの大きさや重さで、耐えることに一杯一杯な状態で、なかなか自分の状態に気付けないことが多いです。
 そんな時に思い出したいのが「気づく、探す、動く」の3ステップです。

【「気づき」は、苦しさの渦から脱出する第一歩】

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◆「気づく」は、「今の自分が苦しい状態に気づく」ということです。

 苦しい時には、耐えることで精一杯になっています。
 前回書いたように「満員電車で1ミリも身動きできない状態」では、ただ痛みや苦しさに「耐える、我慢する」のに必死で、自分の状態を客観的に見る余裕はありません。

 心身ともに苦しい状態だと、冷静に自分を見ることができないかもしれませんが、身体の苦しさがない場合であれば、落ち着くように意識できれば、自分の状態を客観的に見ることができるはずです。

 今の苦しい自分の状態を振り返って、「動けていない」自分に「気づく」のです。

「苦しいなあ」「悩んでいる」「何が苦しいんだろう」などと、「苦しい自分に気づく」ことができれば、自分を客観的に見ることができます
 そして、「動けているか、いないか」の視点で眺めていると、「動けていない自分」に気づきます。
「動けていない自分」に気付くことができれば、対処する方法も考えられるようになります

【今すぐできることを「探す」】

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◆「探す」は、改めて今の自分を眺めて、何か動けることはないか「探す」ことです。
 自分の状態に気づき、自分を客観的に見ることができるようになると、気持ちの面で、少し余裕ができます。
 
 今できることを探すためのキーワードは、

・ 小さく
・ 軽く
・ 簡単に

   です。 
  前回書きましたが、人が苦しい時には「動けない理由」があるのです。多くの場合は、ネガティブ感情によって、やる気、意欲をもたらすエネルギーが低下しています。

 普段なら、ヒョイと飛べるような高さでも、動けない状態になっています。
 苦しい状態の現在は、飛ばなくても跨げるくらいまで、ハードルを下げることが大切です。

 ここで小さく分解できる力があるかどうかも重要な「探す」要素です。

 例えば
「片付けられない」という場合であれば、部屋全体を一気に片づけようと思うから、苦しくなって動けなくなるので、

・ テーブルの上の郵便物の「要る、要らない」を区分するだけでいい。
・「5分だけ」「1か所だけ」片付ける。

「勉強する気が起きない」という場合であれば、

とりあえず、

・ 椅子に座るだけ
・ テキストを開くだけ
・ 5分読むだけ


という、「全然たいしたことない」「そんなんじゃ意味がない」という位まで、「小さく、軽く、簡単に」分解して、今の自分が「今すぐ」できることを「探す」のです。

【動けば、心に泉湧く】

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今すぐできることを探したら、あとは「動く」だけです。
 あくまでも「動く」目的は、「とりあえず動く」「小さな流れを作る」というだけで、行動の意義や成果は全く関係ありません。 何も考えずに
「動く」
のです。
 動けない時は、「考えてから動く」という思考重視の状態になっています。失敗したくない不安や恐怖、ネガティブ感情で低下したやる気エネルギーが、行動しない理由を探しています。そこに付き合わずに、何も考えずに動く
「考えてから動く」の循環から、「動きながら考える」の行動重視の循環に変えていく。
 まず動いてみてダメなら、それからまた考えればいいのです。
 また、動くことの効果は、自己コントロール感が得られることです。人が悩んでいる時は自分ではどうしようもない状態になっています。自分の状態に不安や焦りで、自信が持てない状態になっています。満員電車の例では、少し自分の意思で動けるだけでも安心すると書きました。

 自分の意思で動けること、つまり自分でコントロールできることがあると、人は安心できます。

「動けば、心に泉湧く」のです。

◆「気づく、探す、動く」苦しさから逃れるための、3つのステップについて、書いてみました。

 人それぞれ、苦しい状態や場面など違うと思いますが、自分なりの状況に気づくことから次の行動が生まれてきます。
 自分なりの対処法を持っていると、安心することができます。ぜひ一度、自分なりの対処法を考えてみては、いかがでしょうか。

【まとめ】

◆苦しさから逃れるためには、「気づく、探す、動く」を意識する。一杯一杯な状態で、なかなか自分の状態に気付けないことが多い。そんな時に思い出したいのが「気づく、探す、動く」の3ステップ

◆人それぞれ、苦しい状態や場面など違うと思うが、自分の動けていない状況に「気づく」ことから次の行動が生まれる。

◆自分なりの対処法を持っていると、安心することができる。
「動けば、心に泉湧く」

今日もありがとうございます!─────────────────────

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