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『「できた」を見つけるチカラが、生きるチカラになる』*

人は、「できない、足りない、欠けている」など「ないとこ探し」の名人です。

「自分の長所・短所を上げなさい」と言われたとしたら、
自分の短所はすぐに出てきますが、長所は、なかなか出てこなかった経験はありませんか?

自分のいいところを考える機会はあまりないので、なかなか探しにくいと思います。

あるいは、
自分のいいところはあるけれど、自分の口から言うのは恥ずかしくて言えない場合もあると思います。

いずれにしても、自分の長所は、なかなか言い出し難いものです。

◆ 人は粗探しの名人

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人は、「ないとこを探しの名人」と書きました。
自分の「できない、足りない、欠けている」ところを探すのは上手です。

そして、同じように、「人のあら探し」も得意です。

自分のことは、さておき、「人のできてない、足りない」ところは、すぐに目につきます。

「人の振り見て我が振り直せ」といわれるように、自分の行動に反映するだけならいいのですが、人のことを指摘したくなります。

人のできていないところを、容赦なく指摘してしまう習慣が身に付いていると、場合によってはトラブルの元になってしまうことがあるので、注意が必要です。


◆ 「できた」が生きるチカラになる

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「今日できたことを1分間で、できるだけ挙げてください」
そんなことを言われたら、いくつ挙げられますか?

急に言われても、なかなか出てこないと思います。

過去の私であれば、何とか5つも挙げられればいい方だったと思います。

いつもやっている行動は、できているのが当たり前の状態になり、なかなか自分では気付かないものです。

それでも、できたことを見つけるトレーニングをすると、私でも1分間で数十個は挙げられる様になります。

人の生活は、「できたことが集まって成り立っている」から、できたことを意識さえすれば探せるものです。

「いつもと同じ、当たり前」という慣れた感覚は、人を不感症にしてしまいます。

人にとって、「できた」という感覚は、
自分を信じること、つまり自信につながります。

身近な人に「全然ダメ」「絶対ムリ」「出来るわけない」などと否定された経験はありませんか?

否定や排除は、その人の存在自体を否定・排除する感覚を植え付け、どんどん自信を失わせていきます。

一方で、
「できた」「大丈夫だった」「何とかなる」という達成感や充実感は、その人の自信を蓄積していきます。

過去の達成感や成功体験は、「大丈夫、きっと何とかなる」という根拠のない自信につながります。
その人の生きるチカラになるのです。

自信は、日頃の「できた」を集めるチカラによって、自然とついてきます。

初めから「できない」と諦めた気持ちでやるのと、「できる」と信じてやるのとでは、成功率は違うと思います。

「無理、できない、ムダ」という
ネガティブ言葉は、できない、辞める理由を探し出そうとします。

「できる、何とかなる、もう少し」という
ポジティブ言葉は、できる、続ける方法を探し出そうとするのです。

人は意識によって影響されます。
意識していないと「できた」を集めるのが苦手ですが、
意識さえすれば、集めることができるようになるのです。

◆ できたを見つけるチカラをつける

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自分ができない部分の能力を上げることは、けっこう大変です。
できない部分に焦点を当てて、能力を上げようと考えると、うんざりしてしまいます。

自分の能力を向上させるために努力することも大切ですが、なかなか難しいのが現状ではないでしょうか。

能力を向上させることに、時間と労力を費やすよりは、今ある能力を見つけて、さらに発展させた方が、効果的だと思います。

次回、自分の「できる」を見つけるチカラの向上について書いていきます。


◆ まとめ

✅ 人は、「ないとこを探しの名人」で、自分の「できない、足りない、欠けている」ところを探すのが上手。
✅ 「できた」という達成感や成功体験は、「大丈夫、何とかなるかも」という根拠のない自信につながり、その人の生きるチカラになる。
✅ できない能力をあげることに時間と労力を費やすよりは、今ある能力を見つけるチカラを上げる方が効果的


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