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新米ベトナム駐妻|赤ちゃんの予防接種を打ってもらう

0歳児の娘を連れてベトナムに引っ越した私たち。
はじめに心配したのが、娘が病気になったらどうしようということと、予防接種についてである。

夜中にみてもらえる病院、救急車の呼び方、小児科のいるところ、等病院について情報収集をたくさんした。

病院については、別の記事で書くとして、今回は予防接種についてである。

今回、記事の中で書いている内容は、私が理解した内容であり、信ぴょう性はありません!必ず医師の診察を受け、彼らのいうことをよく聞いてくださいね!

娘がベトナムにきたのは10か月~11か月頃。12か月時の、肺炎球菌・4種混合※・Hib・麻疹風疹※2・ムンプス・水痘のワクチンが控えていた。

※ 4種混合ワクチンは、2024年より5種混合となり、Hibワクチンも混合されている。ベトナムでも5種混合ワクチン。

※2 麻疹風疹ワクチンは、ベトナムではムンプスもセットになっている。

さて、どの病院で打ってもらおうか、と思ったときに、やはり日本人の先生がいる病院が安心だという結論にいたった。

できれば、小児科の日本人の先生がいいが、少し遠い。

遠いとなにかと熱を出したときにしんどいなと思い、近くの、いざとなったら入院施設もある病院にかかることにした。

参考までに、私がかかったのは、Family Madical Practice Hanoiである。

初めに、ホームページにかいてある電話番号にかけてみたが、つながらない。知り合いに頼んで電話番号を教えてもらって、かけてみるとつながった。不思議だが、電話番号が違うのは、ベトナムあるあるらしい。

流暢な日本語を話すベトナム人の女性が、電話に出た。

予防接種の内容を確認すると、先生の問診次第で受けられるかは変わりますが、ワクチンの在庫はありますとのこと。

次週に予約をとることができた。

当日、パスポートと母子手帳をもって病院へ行った。

受付に入ると、言語ごとに受付が分かれていた。私たちが入るとすぐに日本語ブースに案内してくれた。

まず問診と、保険書類の記入をする。といっても、名前とパスポートナンバーと住所を記入するだけだった。

ワクチン接種が、自費診療だからかもしれない。

とにかく、すぐに受付が終わり、次に体重測定と検温を受けた。

前室のようなところに通される。ベトナム人看護師がてきぱきてきぱき、娘の体重と体温を測る。そして、しばらく待つと、医師の診察に呼ばれた。

部屋に入ると、フィリピン人の女医さんがいた。通訳はいるか聞かれたので、お願いしますと言う。

とても物腰の柔らかい先生だった。日本人の先生じゃなくていいのですかと聞いてくれたので、それなら、と日本人の先生にみてもらうことにした。

職業柄、病院は慣れているとはいえ、けっこう緊張していたのだが、この時点でかなり印象が良く、安心できる。

日本人の先生は、目の大きな優しい雰囲気の男性だった。

4種混合・Hib・風疹麻疹を受けたいということを伝える。

すると、5種混合であること、風疹麻疹はムンプスもいれてMMRワクチンになっていることを教えてもらう。

日本脳炎は、都市部ではいらないけれど、田舎に遊びに行くならその前に打ってねとのことだった。

狂犬病は、歩き始めてからでもいいよとも教えてくれた。

B型肺炎やロタ、肺炎球菌は、幼稚園に行く前に追加接種しにおいでねーとも教えてくれた。

ベトナムでは、一度にうてる注射の数が2本と決められているらしい。そのため今回は、5種混合とMMRを打つことにした。

最後に、健診はどうするの?ときかれたので、帰国のタイミングで受けるつもりだと答えた。

すると、今の頭囲とか胸囲、身長を看護師が測ってくれるから、測ってもらうといいよ。と教えてくれた。とても親切な先生である。

診察室を出ると、日本人の体調不良者が列をなして待っていた。

繁盛、という言い方は不適切かもしれないが、繁盛していた。分かる気がする。自分も体調不良の際はここにかかりたいと思ったからである。

前室に戻ると、看護師がワクチンの瓶をみせながら、名前と有効期限の確認をしてくれた。

その場で、注射器に吸ってくれる。

何を入れられるのか、きちんと確認してくれるあたり、かなり安心できる。それが英語で分からなくても、速すぎてどれが有効期限かわからなくてもである。

ベトナム式なのか、驚いたことがある。

看護師に、2本同時に打つけど大丈夫?と聞かれたことだ。

2本までは同日に打ってもいいと言っていたのに、なんの確認だろうか、と思いつつはいと答えると、なんと、左右同時に打つという意味だった。

娘を固定する係りを受付から1人呼んできて、看護師2人、そして私という4人体制で実施する。

せーの的なことを言って、左右の太ももに文字通り、【同時】に打ってくれた。

注射の痛みが1度で済むため、子どものことを思うといいのだろう。医師ではなく、看護師がうつという体制があるからこそできるなと、妙に感心してしまった。

日本では、皮下注射が主流だが、ベトナムではワクチンを筋肉内注射するらしい。その方が簡単だし、医師がひとつずつ皮下注射していくよりいいのかもしれない。

予想通り、娘は大号泣も大号泣の末、注射部位にふつうの絆創膏を貼ってもらい終了である。

熱が出るかもしれないけれど、落ち着くからね、心配だったら電話してきていいよと案内され、お会計を支払い、帰宅した。

お会計は、クレジットカードが使えた。

便利で、親切な病院である。

異国の地で生活するときは、病気が一番怖い。なにより、子どもの病気が一番怖い。

他にも日本語が通じる、かつ日本人の医者は何人もいるようなので、ハノイに子連れ帯同される方がいたら、安心してきても大丈夫と伝えたい。


今回、記事の中で書いている内容は、私が理解した内容であり、信ぴょう性はありません!必ず医師の診察を受け、彼らのいうことをよく聞いてくださいね!