勝手に留職プログラムおつかれさまでした!
キリンアカデミアの有志のみなさんが参加してくださった「勝手に留職」プログラム。
その中から、さらにご縁あって私たちイシノマキ・ファームの活動、特に「ホップ」の蔓や葉など普段活用されていない資源の活用に興味を持ってくた皆さんが集まり、ホップ畑にホップの蔓がに向かって伸びるころ、「勝手に留職」プログラムが始まりました。
2021年6月頃から数か月にわたり、主にオンラインで、通常は廃棄してしまうホップの蔓や、ビール以外の毬花の6次化や、それらを活用した地域活性化により、サステナブルな社会を目指すべく、様々なアイデアを考えていただきました。
残念ながらコロナ禍のため、現地で直接お会いしての活動は叶いませんでしたが、集まった活動資金から蔓を実際に参加メンバーに送ったりすることで、メンバーのみなさんがご自宅などでトライアルをしてくださり、それを元にしたアイデアも登場するなど、オンラインメインではありつつも、どこかリアルにご一緒しているような雰囲気を感じる時間となりました。
この活動を通じて様々なアイデアをいただきましたが、そのうちの一つが、イシノマキ・ファームでも試したことがなかった草木染。勝手に留職プログラムの参加者の方のトライアルの気づきを元に、それならばイシノマキ・ファームでもやってみよう!となり、ついに私たちもホップ染めをやってみました。
やさしいピンク色に染まり、廃棄されてしまう蔓や葉から生まれたとは思えない良い出来上がりになりました。
また、煮出してみると、蔓からもほのかにホップらしいいい香りが。
これを活用して出た次なるアイデアはロウリュウ。
「ロウリュウ」という単語、昨今のサウナブームで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
サウナストーンに掛ける水には、アロマオイルなどを加えることもあり、この蔓を煮出した水を活用することで、ホップの香りも感じられ、よりリラックスできるのでは?というアイデアでした。
それであればテントサウナを使って、ホップ畑の中でサウナ体験、そして「巻風エール」や石巻の幸でBBQしながらカンパイ!なんてできたらおもしろいかな?とアイデアはどんどん広がりました。
その他にもアクセサリーや小物など、通常は廃棄してしまう蔓や葉を使った様々なアイデアをいただきましたので、今後の商品化にもつなげていきたいと思います。
まずは、来夏のホップサウナを実現に向けて動けたら、と。実現の際には改めて各種SNSでお知らせさせていただきますので、どうぞお楽しみに!
改めまして、今回の勝手に留職プログラムにご参加いただいたみなさま、ご寄付をいただいた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました!
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