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選挙版Tinder?! 投票先を一緒に考えてくれる「ボートマッチ」やってみた!

※この記事は政治的中立性の確保に努めています。ご意見・ご質問がある方は以下のTwitterのDM、または当記事のコメント欄にお願いします。
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先日公示が行われ、いよいよ始まった第26回参議院議員選挙。なにを重視すればいいのか、どこに投票すればよいのか。分からない人も多いだろう。

そんな時に役立つのが「ボートマッチ」だ。自分の考えに近い政党、候補者を教えてくれるボートマッチは、投票率の向上にも一役買う。

今回は、ボートマッチについて、どんなものがあるのか解説していく。

参院選データ

期日前投票  6/23(木)-7/9(土)
投票日    7/10(日)
投票できる人 7/11(月)までに18歳を迎える全ての国民

選挙制度や投票の仕組みについては、以下の記事もご覧ください。

個人的ボートマッチランキング

※サムネイル画像をタップすると、各サイトにジャンプします。

1位:JAPAN CHOICE/投票ナビ

【評価】
 ▶総合     ★★★★★
 ▶解説     ★★★★
 ▶選択肢    ★★★★★
 ▶簡潔さ    ★★★★
 ▶デザイン   ★★★★★

JAPAN CHOICE は、NPO法人「Mielka」が運営するサイト。日本の政治について、直感に訴えるビジュアルでまとめており、デザイン性に優れる。投票ナビだけでなく、政策比較なども閲覧が可能。初心者にもわかりやすいサイトになっている。

2位:選挙ドットコム/投票マッチング2022参議院選挙

【評価】
 ▶総合     ★★★★★
 ▶解説     ★★★★★
 ▶選択肢    ★★★★
 ▶簡潔さ    ★★★
 ▶デザイン   ★★★★★

選挙ドットコム は、イチニ株式会社が運営する選挙サイト。選挙データの蓄積量には定評があり、国政選挙だけでなく地方選挙までも網羅する。初心者には少し難しいかもしれないが、質問数が多く精度も高い。結果はグラフ形式で表示され、わかりやすくなっている。

3位:Yahoo!/政党との相性診断

【評価】
 ▶総合     ★★★★
 ▶解説     ★★★
 ▶選択肢    ★★★★
 ▶簡潔さ    ★★★★★
 ▶デザイン   ★★★★

Yahoo!政党との相性診断 は、検索エンジンYahoo!が運営するボートマッチサイト。2013年の参院選時からボートマッチを提供しており、その経験値は高い。たった10問の質問に回答するだけで結果を知ることができ、精度も高い。

4位:毎日新聞/えらぼーと2022

【評価】
 ▶総合     ★★★★
 ▶解説     ★★★★★
 ▶選択肢    ★★★★
 ▶簡潔さ    ★★
 ▶デザイン   ★★★

えらぼーと2022 は、毎日新聞が運営するサイト。質問数は25問と、少し多めだが、一つひとつに詳しい解説がついており、初心者でもわかりやすい。選挙区・比例区の候補ともマッチ度もチェックできる。

5位:読売新聞/ボートマッチ

【評価】
 ▶総合     ★★★
 ▶解説     ★★★★
 ▶選択肢    ★★★
 ▶簡潔さ    ★★★
 ▶デザイン   ★★★

読売新聞も、初めての取り組みとなるボートマッチを運営する。選択肢はぱっと見わかりづらい部分もあるが、解説がしっかりしている。質問数が20問ということもあり、精度も比較的高い。

6位:朝日新聞/あなたにマッチする政党は?

【評価】
 ▶総合     ★★
 ▶解説     ★★★★
 ▶選択肢    ★★★
 ▶簡潔さ    ★★★★
 ▶デザイン   ★★

朝日新聞も あなたにマッチする政党は? をリリースした。設問数が多いため精度は高いが、解説は比較的簡素であり初心者向きではない。シンプルではあるが、デザイン性が低く印象に残りにくい。また、一部有料コンテンツとなっているのも残念だ。

7位:日本テレビ/ゼロ選挙 2分でわかる!あなたの考え方診断

【評価】
 ▶総合     ★★
 ▶解説     ★
 ▶選択肢    ★★★
 ▶簡潔さ    ★★★★★
 ▶デザイン   ★★

日本テレビは、昨年の衆院選に引き続き ゼロ選挙 を公開した。2分間で診断できるという「簡素さ」が売りだが、精度が決して高くなく、注意が必要だ。また、解説もないため、初心者にとってはかえって難しいサイトになっている。

8位:NHK/参議院選挙2022ボートマッチ

【評価】
 ▶総合     ★★
 ▶解説     ★★
 ▶選択肢    ★★
 ▶簡潔さ    ★★
 ▶デザイン   ★★★

NHKも 参議院選挙2022ボートマッチ を公開。初めての取り組みだ。精度はある程度高いが、解説がなく、設問数が多い。また、結果も政党の比較ではなく、選挙区内や比例名簿内での比較しか表示されず、少し実用性に欠ける。

筆者も実際にやってみました!

最後に

今回の記事では、政党・候補者と有権者を結ぶ「マッチング」の役割を果たす「ボートマッチ」について紹介した。決して一つのサイトだけで投票先を決めることなく、様々なボートマッチや情報を参考に投票先を決めてほしい。

選挙制度や投票の仕方については、以下の記事もご覧ください。

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