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#縄文 noteまとめ

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縄文に関するnoteで面白そうだなーと思ったもの、面白かったものをまとめていきます。
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#遺跡

ヒタカミのホツマ旅⑤~三内丸山遺跡(約5900年~4200年前の縄文の大規模集落遺跡)

この記事は2019年(令和元年)8月に青春18きっぷを使い、東京から仙台、秋田、青森を巡ったときの記録です。「ヒタカミ」とは古代東北地方の呼び名で、「ホツマ」とはホツマツタヱという古代文献の略です。 書物で繰り広げられる時代をリアルに体感する ホツマに初めて触れたときに驚いたのは「古事記や日本書紀で語られる神様が実在した人だった」ということ。神話の時代は縄文という実在した時代だった。すなわち、ご先祖様の物語だった、ということでした。そんな視点は今までもったことがなかったので

縄文の遺跡

僕のふるさと、道南のとある町には、縄文時代の遺跡の跡がある。 ・・・正確には、そういう噂がある場所・・であって、学者さんが調査したわけではない。 農道を越え、ヒグマよけの空砲が定期的に鳴るような人里から離れた場所。 今考えると、どうしてあんな所まで行ったのか分からないような、そんな何もない辺鄙な場所だ。 もとより農地と未開拓な山林が多くを占める町だけあり、色々なものの規模は大きい。とはいっても、町の規模自体は小さいんだけどね。。 僕がまだ子供だった頃、こんな不思議な事が

縄文時代の災害について

縄文時代はだいたいにおいて1万年続いてきたわけだから、そりゃあもうたくさんの自然災害があったと言える。例えば100年に一回の地震なら100回来ているわけだし、50年に一回の台風だったら200回は来ていたのだろう。まあ、その計算なら1000年に一人という橋本環奈氏は10人ということになるわけだけど。 遺跡にはしばしば火山灰の堆積層や、土石流などの堆積層があらわれたりする。地震ではっきりと地層がずれていることだってある。平和に暮らしていたとされる縄文人だって自然には随分悩まされ

遺物整理からみる神様の視点

部屋中のテーブルの上に、土器を広げて接合という作業をする。 現場から上がってきた土器を洗って地点の記号を書いて、そして復元を試みるのだ。 すごくくっつきそうだし、似てるのに全然くっつかなかったり、 一日中やってひとつもつかない時は時給もらってすみませんという気持ちになる。 しかし、ひとつの土器片を手に持って、なにげなく無意識に拾った一片とガッチリくみあった時には、びっくりして興奮する。 土器と土器が呼び合う。と、わたしは確信しているのだが、人に言ったら笑われるから言わな