はてしない石の物語#52~運命の分岐点を告げた「パールのネックレス」
前回『はてしない石の物語#51~長女に繋がれたアクセサリー「十石十色」~』で、祖母や母のアクセサリーを長女が引き継いだことをお伝えしました。
そのお話がこちら。
K先生に見ていただいたところほとんどはそのまま長女行き、だったのですが、ひとつだけ「私に」というものがありました。それが冒頭の写真のパールのネックレスです。実はこれはずっと「いいなあ、このタイプのパールは使いやすいのよね」と思っていたものだったので嬉しかった!
そして「これを身につけると女の子、って感じになるよ」とのこと。「女の子って感じ」というにはちょっと年齢がいっている気もしますが、それも悪くない!「ちょっとつけてみて」と言われたのでつけてみたところ「あのね、それはピアスと一緒にするともっと良いよ」と言われたのです。とてもびっくりしました!
実は、石の勉強を始めてから何度も次女のピアスを見ていただく機会があり、そのたび次女はそれらのピアスに導かれて道が拓けていったので、だんだんと私の中で「ピアス開けたい!」という想いが強くなっていたのです。そしてこの日、先生にピアスを開けることをどう思うかお聞きしようと思っていたのです!
だから咳き込むように「先生!私ピアス開けたいなあ、と思っていて相談しようと思っていたのです。どうでしょうか?」とお聞きしました。先生の顔がすぐにパッと明るくなって瞬時に「うん、あなたはピアス良いよ。すごくいいと思うよ!」と反応してくださいました。それはもう、考える余地のないほどの速い反応で、とっさに口から出た、という感じでした。その後、あらためて「あ、待ってね」と私を何やら見ていて「うん、いい、すごくいい、ピアスいいよ!」と言ってくださいました。「どんな風に良いのでしょうか?」とお聞きしたら「さらにステージがあがる、そして上がったステージで輝くよ」とのこと。嬉しくなり、背中を押していただきました。
こういうタイミングってあるんですね!
帰り際「あのね、あなたは次女さんのようにぶらさがるタイプのピアスではなく、小さくて良いからダイヤのようにキラっと光るものをピタッと耳につけるのが合ってるよ」とアドバイスをいただきました。
なぜそういうことがわかるのでしょう?いつも不思議です。
こうして私はピアスを開けたのでした。先生にアドバイスをいただいて最初に購入したピアスがまた感動を与えてくれたのですが、それはまた次回お伝えいたします。
私の背中を押し、運命の分岐点を教えてくれたパールのネックレス、大切にしたいと思います。
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