マガジンのカバー画像

京から旅へ / インド編

40
各宗派のお寺さんと一緒に、お釈迦様の四大聖地(ルンビニ、ブッダガヤ、サルナート、クシナガル)を巡る旅。仏陀の生涯とインド事情もわかる体験ルポ。
運営しているクリエイター

#ブログ

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(35)聖地ベナレス④/「聖なる河」ガンガー

ガンガーとは、ガンジス河を神格化した。 女神の名前である。ガンガーの神話は長く、省略する…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(34)聖地ベナレス③/ガトーの夜明け

ベナレスの朝は早い。朝5時、まだ空は暗く、ゾクっと、冷たい。 私は、聖なるガンガーで毎日…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(25)ラージギル/王の因果①竹林精舎

霊鷲山から西へ走り、さらに北へ上ると「竹林精舎」へ着く竹林精舎は、マガタ国のビンビサーラ…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(24) 霊鷲山 (りょうじゅせん)

霊鷲山は、晩年の釈尊(ブッダ)が、弟子達に教えを説いた聖地で、無量寿経や法華経、般若教もこ…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(21) 聖なる牛の洗礼

良く知られた事だが、インドでは、牛の肉は食べない。 いや、正確に言えば、インドでは、牛は…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑳埋もれたストゥーパと、石仏と

バスは昨日までの時間の遅れを、取り戻すかのように、ひたすら ヴァイシャリへの道を、情け無…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑲ いざ、ヴァイシャリ

昨日、時間の都合で回れなかった、クシナガルでの見学を終え、 ホテルに戻り、朝食をすませた後、9時20分にバスは出発した。 濃い朝霧も消え、窓の外はまた、のどかな農村風景が流れている。 目指すはブッダ八大聖地の「ヴァイシャリ」と「ラージギル」である。 ヴァイシャリは、前回のブログ「自燈明 法燈明」でも触れたが、 最後の旅へ出た釈尊(ブッダ)が、この町で雨季の雨安居を行い、 その時、体調を崩し、自分の死について修行僧へ語った場所だ。 当時、此処は商業で栄えた美しい町で、以前

京から旅へ/インド仏跡巡礼⑯釈尊(ブッダ)最後の説法地跡

涅槃堂の白い門から外へ出て、バスが停車している通り沿いに、 南へ100m程歩くと、「釈尊(ブッ…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑮クシナガル「涅槃堂」(ねはんどう)

インド、二日目。釈尊(ブッダ)入滅の地「クシナガル」の朝である 朝6時半、ホテル出発。 昨…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼③ ネパールの空

浅い眠りから覚め、目の前のモニターで飛行状況を確認する。高度12192m、対地速度827km/時。 …