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軍用機図譜

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第二次世界大戦前後の軍用機が好きで本や雑誌を集めていたら結構な数になった。退職を期に読み直しながら覚書みたいなものを作ってみようと思い立った。初期のコンピュータで飛行機などのイラ…
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#第二次世界大戦

中島 艦上偵察機「彩雲」C6N1(1944)

 広い太平洋を戦場とした日本海軍にとって、高速で広範囲を偵察する艦上偵察機が必要になり開…

Stonefield
2年前
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ボーイング B-17 フライング・フォートレス(1938)

 第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で伝説を残した飛行機といえばこのB-17があげられる。「高射…

Stonefield
2年前
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コンソリデーテットB-24リベレーター(1940)

 日本軍からは「コンソリ」と呼ばれていたアメリカ陸軍の四発重爆撃機である。「コンソリ」の…

Stonefield
2年前
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カーチス SB2C ヘルダイバー(1940)

 『ヘルダイバー』は、カーチス社の艦上爆撃機の伝統ある名前である。カーチスF8C、SBC、SB2C…

Stonefield
2年前
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三菱九六式艦上戦闘機 A5M1(1935)

 宮崎駿の映画「風立ちぬ」で、主人公が設計していた飛行機が「九試単座戦闘機」。後に制式採…

Stonefield
2年前
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カーチスP-40トマホーク/キティホーク/ウォーホーク(1938)

 この飛行機には生産形によって3つの名前がある。A型からC型まではトマホーク、D型とE型がキ…

Stonefield
2年前
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ロッキードP38ライトニング(1939)

 1930年代の後半、ヨーロッパでは戦争の予感が日毎に増しているときにアメリカ陸軍ではロクな戦闘機がなかった。P-35とかP-36など、およそドイツ空軍の戦闘機とまともに戦えそうもない。自国主義を強く打ち出し、中立をあくまで保とうとしていたアメリカであったがさすがにこれはマズいということで高速の戦闘機開発に乗り出す。長距離爆撃機のB-17も実用化のめどが立ち、それを護衛する長距離戦闘機も必要にもなっていた。1937年に出された仕様要求が、「最高速度は640km/h、上昇力は高

チャンス・ヴォートF4Uコルセア(1940)

 1938年のアメリカ海軍の次期艦上戦闘機開発要求に応じて開発され、XF4U-1として初飛行したの…

Stonefield
2年前
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グラマン F4Fワイルドキャット(1939)

 F4Fは当初、次期アメリカ海軍艦上戦闘機に応募するべく複葉戦闘機XF4F-1として開発された。…

Stonefield
2年前
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