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若手メンバーの学びを伝えるマガジン vol.3【フラットに意見や提案を出せる環境での気づき】

こんにちは。石川樹脂工業です。
こちらのマガジンでは、若手メンバーの「気づき・学び」をお伝えしていきます。

今回も、2023年に新卒入社し開発部でエンジニアとして仕事をスタートしたメンバーに、働いてみて感じたことを書いてもらいました。石川樹脂工業に来て、会社におけるコミュニケーションのイメージに変化があったようです。


はじめに

2023年4月に高専を卒業後、石川樹脂工業に入社しました。
入社して一番に感じたことは、この会社は社長、上司、先輩との間にほとんど垣根がなく、自由に意見を言ったり、提案を出せる雰囲気があるということです。
例えば新しい機材を導入する際に、機材を設置する場所の確保や、何を自分たちで用意し、どこを他の企業に任せるかなどを、20代の社員が40代の社員と一緒にズバズバ意見を出し合い議論をしている姿が印象的でした。

また、ある仕事を他社に依頼する際に、40代の社員はA社への依頼を検討していました。しかし、20代の社員がB社もいいのではないかと提案し、結果的にA社に依頼するかB社に依頼するか、社内でコンペをして決めようとなったこともあります。
時には、会社のトップ層である専務から出されたアイデアにも、20代の社員がここは少し違うのではないかなどと、自分の意見を主張する場面もありました。

フラットに意見や提案を出せる環境での気づき

先輩方のコミュニケーションを見ていて、仕事の中で何か決定していく時にはいろんな選択肢があり、上の人が言ったことだけが答えじゃないと気がつきました。
このようなフラットな意見交換の雰囲気は、従来の日本企業のような上下関係が厳格に定められている場合とは異なり、個人の能力やアイデアが評価されることが感じられ、私にとって非常に印象的でした。

自分自身の経験では、社内研修での出来事が印象に残っています。研修の内容は、すでに工場で使われているロボットハンドを、自分なりに設計しなおしてみるという内容でした。

当初私は、ロボットハンドを設計する場合、実際に工場で使われているものを参考にしてその通りに作らなければならないという固定観念がありました。しかし、最終的に私が作ったロボットハンドは、実際に現場で使われているロボットハンドと比較するとハンドの基礎の部分から作りが違うものとなりました。

それに対して、上司からは「こういう作り方もアリだね。その考え方は思いつかなかった。こういうのは正解不正解はないよ」と言っていただけました。また「工場にすでにあるロボットハンドが正解だとは限らないので、自分で考えて自分で選んでハンドを作ってもいい」とアドバイスももらいました。

おわりに

私は「これまで仕事は上の人が決めた通りにしなければいけない」と考えていました。しかし、自由に意見を言ったり提案できること、またその土台があり若手でも他と違う方法を試させてもらえる環境がこの会社にはあると感じました。

このことから、自分の考えや伝えたいことがあれば、どんどん形にしたり提案する方がより良い道に進んでいけるのではないかと思えるようになりました。


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