評価される努力をしよう
どんな仕事をするか、
どんな会社で働くかは、
選ぶことができるけど、
より良い環境で働くために何をしたら良いかを
いち経営者目線で書いてみようと思います。
運営するコンセプトカフェバー、メイド喫茶の
評価基準はこの持論に基づいています。
この人素敵だなと興味を持つ基準でもあります。
良い環境で働くには、
・お給料 (経営者の評価)
・労働環境 (一緒に働く人との関係)
・客層 (お客様との関係)
この3つの要素で構成されていると思うのですが、
その中でも、
お給料に関わる経営者の評価について、
①どんな人材が必要とされるのか
②どんな風に評価しているのか
③どうすれば、評価を上げられるのか
3つに分けて書いてみたいと思います。
頑張ったら褒めてくれて、お給料が上がって、
偶にはご飯に連れて行ってくれる。
そんな理想の経営者は中々いないけれど、
自分の働く職場の経営者(上司)をそうさせるように、自分から動くこと、他人がやらないことをすることが大切なんだと思えれば、どんな仕事でも評価される人材になれると思います。
①どんな人材が必要とされるのか
身も蓋もないことですが、
融通が効く、使える人材です。
「欠員がでたから、代わりに出勤できる?」
「悪いけど、少し残業してくれない?」
こんなお願いを聞いてくれるのも
大変ありがたいですが、
「新人さんに一通り仕事を教えてあげて欲しい」
「在庫チェックをしておいて欲しい」
自分の代わりや、店舗であれば、
お店を任せられることもありがたいものです。
要は、その職場を観察して詳しくなること。
どこに何があるかとか、
どんなお客様が来られるとかを
答えられるようになると、
それだけで重宝される存在になれます。
店長より詳しいパートさんっていますよね?
ああいう存在になれたら、
間違いなく必要とされます。
②どんな風に評価しているのか
評価には、
アイドルに応募する際に自薦、他薦があるように、
・自分から成果を報告する事による評価
・周りの従業員から聞こえる成果への評価
・経営者が見つけてする評価
があると思っています。
そして、大切なのが、
頑張ってる姿を見せること。
よく、
「自分が求めている評価されていない‼️」と、
嘆いたり、憤って辞めます!って言う人が
いるのですが、
評価される努力をしていない場合が殆どです。
頑張った!とは何か。
営業マン当時、上司と話したことがあります。
一般企業において、
その人材が会社に利益を上げる存在になるには、
給料の3倍の売り上げを立てろ。
と言われています。
勿論、業種によると思いますが、
アルバイトであれば、時給1,000円なら、
1時間あたり3,000円の売り上げに貢献すれば
評価される水準だと思います。
当時の私は倍ぐらい稼げば良いのかなと
思っていましたが、足りないんだと衝撃を受けたことを未だに思い出します。
3,000円の売り上げというのは、
レジ打ちが異様に早いパートさんや、沢山チェキのオーダーが入るメイドさんなら達成すると思いますが、中々難しいものです。
ただし、売り上げに限ればそうですが、
それ以外にも、飲食店なら買い出し、
物販店なら棚卸しができたり、
お客様とのコミュニケーションも大切です。
売り上げには現れないものも評価の対象です。
評価されることについては、
経営者(店長)と何ができたら評価されるのかを、
話し合うことを強くおすすめします。
もちろん、最初はそんなことより、
言われた仕事をしろ!と言われると思いますが、
それでも、アグレッシブさは伝わるはずです。
③どうすれば、評価を上げられるのか
人が何を考えてるのかを察するのは難しいことです。
だから、沢山話し合うことが何よりも大切だと思います。
経営者も漠然とした不満を持たれるよりも、
何をしたら評価されますか?って、リクエストをされた方がありがたいです。
正社員、アルバイトという雇用関係に限らず、
信頼関係を築くことが何より大切です。
勿論、不当だと確信する職場で働く必要はないですし、自分が合わないと思う場合も辞めて構わないと思いますが、
辞めたい理由が、
自分への評価が不当だと思っている際には、
1.それが本当に不当なのか、
2.経営者から求められてるタスクをこなせていないのか、
3.自発的にしたことが、求められていることなのか、
いくつかに分けて考えることが必要だと思います。
最後に。
絶対的な秀でたポイントを持つ人でもない限り、
そんなに一人一人の能力に大差はありません。
ただ、実際の評価は人によって異なります。
仕事できる人が何をしているか、
意識的か、無意識かは別にして、
ほぼ100%の確率で、
他の人がしない仕事をしていたり、
他の人がしない行動をしています。
就業時間ギリギリではなく、少し早めに出勤して
その日のタスクを予め整えているとか、
必ず出勤、退勤時に全員に挨拶をしているとか、
中には、愛想悪くて売り上げに特化する、
オンオフはっきりさせている人もいますが、
そういう人は、そのマイナスを大幅に上回る評価があるケースも多く、
能力的に自分は特別だと思えない人は、
小さいところから差をつけることが大事です。
トイレ掃除、ゴミだし、お客様の名前を覚える、
周りに感謝を伝える、片付け、
特殊ですが、誕生日を祝う一言だって、
手間が掛からないことでも、
やる人とやらない人がいる以上、
差別化できると思います。
そして、一定の評価を得たら、
自分しかしていないことは、
自分が居なくなれば、
滞る可能性があることになります。
代わりがいない存在になり、
経営者の評価を得て欲しいと思います。
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