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私の弟は、自分の心を読む超能力を持っている。

今日は弟の話をしようと思う。

私には、5つ年の離れた弟がいる。今年大学1年生になった。かなり自分のこだわりが強く、偏屈だ。一つの物事にハマりやすく、多趣味で、1人の時間が大好き(友達も多いけどね!)。私と正反対の性格をしている。

そんな弟の超能力に気が付いた。


弟の超能力

大人になっていく過程で、周りに気を使うようになって次第に自分の心の声が聞こえなくなってしまう人って多いんじゃないかなって思う。社会に出て、自分の思ったことをそのまま口にする人はなかなかいないし、オブラートに包んだり、余計なことは黙っていたり、社交辞令を言ったり・・・そんな人間関係が当たり前になっていく中で、”自分らしさ”を自分の中でも大事にできなくなってくる。みなさんがどう思うかわからないが、少なくとも私にはそういう感覚がある。

一方で、私の弟はとても自分らしさを突き詰めているな、と思う。昨日、弟がいつもと同様にしょうもない話を熱弁している時に気が付いた。

弟は自分の好きなゼリーの味の話を熱く語っていた。

俺は今までゼリーを買う時に、ブドウやモモなど、一般的に人気が高く美味しいと思われている味を選んでいた。でも改めて「俺が本当に好きなのはブドウやモモなのか?」と自分の心の声を聞いてみたら、本当に好きなゼリーの味は、みかんだということに気がついたんだ!

という趣旨の話。普段はスルーするようなしょうもない話だが、ふと考えると、些細なことでも周りに流されずに自分の心の声を聞いたり、それをわざわざ人に発信したりすることは、なかなかできることではないんじゃない!?とハッとさせられた。

他にも自分の集中できるペース配分や場所、好きなもの嫌いなものなどについて、どんなに些細なことでも人に発信し、自分にとって居心地の良い、生きやすい生き方を常に模索している印象を受ける無理して周りに合わせるようなことはしない。

自分の細かな感情の動きを敏感に察知するのは、私の苦手とするところだから羨ましい限りだ。


YouTuberのポテンシャル

そんな弟にはぜひともYouTuberになってほしい笑

普段弟が話す内容は、人に話す内容としてはしょうもなさすぎることが多いから、大抵家族からも興味を持ってもらえないんだけど、よくよく聞いてみると伝え方の工夫次第でとっても面白くなる気がする。

例えば、今の弟の話し方だと、単なる個人のエピソードとして完結しているけど、もっと抽象度あげて一般化した形でオチに持ってくとかなり面白いんじゃないかな〜。

とにかくポテンシャルを感じる。特に私みたいな自分らしさがわからなくなってしまった大人たちとって、かなり示唆のある内容になると思う。

弟には、個性を突き詰めて、自分をコンテンツ化できるタレント性がある。そんな気がしてならないのだ。


ちなみに、私は結構「具体→抽象」の頭の使い方は得意だから、私が弟のエピソードを解説するコンテンツも面白そうだな。これからもnoteでちょくちょく弟について書いていこうかな。



p.s.今日の話に関連して。宝石の原石のような人・ものを掘り出してプロデュース・編集する、みたいな仕事をやっぱりやってみたいな〜。どんな仕事があるんだろう?



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