「この問題の解き方を考えてみよう!」って、コーチング?
「この問題の解き方を考えてみよう!」
こう言って解き方を生徒に考えさせる時‥
この指導者はコーチングを行なっているのでしょうか?
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これはコーチングではなく、ティーチングのテクニックだと考えています。
コーチングとは、お互いに答えを持っていない状態で、ニュートラルな問いを二人の間に置くことであると考えています。
「この問題の解き方、考えてみよう!」
この質問を投げかけた先生は、解き方の模範解答を知っている状態で質問を投げかけている。つまり、自由に答えていい問いになっていない‥
これはコーチングではなく、ティーチングの範囲でのテクニックの話であると思います。
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すべてをコーチングとして考えるのではなく、ティーチングとコーチングの違いを意識した上で、生徒とコミュニケーションをする。
例えば、先程の問いをコーチングとして発するのであれば‥
「どうすれば、この問題が解けるかな?」
という問いかけになるはず。ここから答えを見つけていくのは、生徒とボクの共同作業になります。
とりあえず、今は答えの解き方を覚える!
それでいい。問題を解けるようになる方法を自分なりに考えて見つけた。解けるようになる方法は人それぞれだから。
答えが定まっているものに対して問いを投げかけたとしても、それは答えを知っているかどうか‥つまり、答えを教えるティーチングになる。
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「学校へ行ったほうがいいのかな?」
不登校の生徒がこんな問いを投げかけてくれました。
「いいも悪いもないよ。どうすれば、自分の人生を生きられるかな?」
と問いを投げ返しておきました‥
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