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巻き寿司づくりはお米を育てるところから。脱穀してからシャリの準備!イチからやってみて色んなことを知れる「体験型学習」

節分の福豆は、大豆を育てて作りました…

そして、次は「巻き寿司」を育てたお米を使って作ります。
稲穂のまま乾燥させてあるので、脱穀と籾摺りから始まる巻き寿司作りです。

これまでに何度も脱穀から作業をしている生徒たちが、初めての生徒に教え合いながら作業をすすめていきます。体験型学習において、余計な指導は行わずに自分たちの身体を使ってやってみて、試行錯誤を繰り返すことを大切にしています。

精米まで終わったお米を一粒一粒、丁寧にお釜の中に入れて炊飯の準備を行いました。昨年の校外学習で釣りに行ったのも、巻き寿司を作るときの「桜でんぶ」について調べて白身魚が必要になるということを知り、自分たちで竹から釣竿を作って釣りに行きました。その時は1匹も釣れなかったので、暖かくなったらまた行こうという話をしながら桜でんぶのためにお魚を買いに出かけました。

自分たちが思い思いに巻き寿司に入れたい具材を考えて、必要な子は買い物をして教室で調理をして、具材を準備しました。一人一人、好みの具材を選んで巻き寿司を作り、みんなでシャアして美味しくいただくことができました。

桜でんぶ用の「たら」の方が、巻き寿司よりも高くなっていたね。どうしてだろう?自分たちでお米から作った巻き寿司はどれだけのコストがかかっているんだろう?

当たり前のようにお世話になっている沢山のことに気づけるように…以前にやった「つながり」についての勉強をあらためて復習したいね。

鬼は外、福は内

福豆作りをしたときに、みんなに伝えたことでもありますが‥「鬼は悪くて、福は良いのか?」良いとか悪いとかジャッジせずに、全ての事物の中に「福」を見つけていきたいね。という話をさせていただきました。

福は内、外も福

こんな掛け声もあることを伝え、福という喜びを自分たちで見つけていけるようにこれからも様々な体験から学び、勉強していきたいなと話しました。

福という喜び

人から与えられるものではなく、自分で見つけていくもの

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福豆作り

体験型学習のフリースクール

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