自己紹介
こんにちは、石神です。
今日は自己紹介を簡単にしたいと思います。
私の生まれは静岡県静岡市ですが、現在は東京に住んでいます。実は1947年生まれなので、もうそうとうな年です。
このnoteは主に水彩画について書いています。
(『ピンクの花』 ウオーターフォード 中目 SM、2019年)
小学生までは鉛筆かクレバスで自動車などをいたずら書きを描くのが好きでした。毎日飽きずに何枚か描いていました。
しかし、小学生高学年になって、授業で水彩絵の具を使うようになると、状況は一変しました。
絵の教師から、「絵の具はチューブから出したのをそのまま使わないで、必ずほかの色と混ぜて使いなさい」と面と向かって強く言われて、それがトラウマになってしまいました。
それ以来、絵の具の使い方がさっぱりわからなくなってしまい、絵の具を片っ端から混ぜすぎて、にごった色で、にごった絵しか描けなくなってしまいました。私は他人に影響されやすい性格なのですね。そのため、美術の授業が苦手になってきました。
しかし、高校生になったころからは、ようやくこのつまらないトラウマから脱しました。絵の具を混ぜようがどうしようが描く人の勝手だと思うようになり、再び絵を描く楽しみを見出しました。その後、混色は最小限にして、できるだけ明るくあざやかな色を使うようにしてきました。
独学で、水彩画以外に、油彩画、卵テンペラ画、ガッシュ画、版画などをいろいろ試してみました。
しかし、その後は仕事(英語の科学翻訳)が忙しくなって、細かい字を読み続けて目が疲れたせいもあって、絵画からはすこし離れてしまいました。
私が水彩画を本格的に始めたのは、10年くらい前からです。
なぜ改めて水彩画を選んだのかというと、水彩画は、油彩画などのほかの絵に比べて準備や後片付けが簡単で、短時間で描けるということと、油彩画のような強い匂いがないこと、また、描いた絵の保存場所にあまりこまらないこと、などが理由になります。
実は、私の絵画制作は、作品を実際に制作する時間よりも、いろいろな絵の具の使いやすさや色合いを試したり、いろいろな筆の使用法と効果を調べたり、いろいろな紙の丈夫さや発色を試したり、といった絵を描く前段階の、画材や技法を試す時間が長いのです。
絵を描くのは楽しいですが、こうした前段階の作業もとても楽しいものです。そのため、今まで完成させた作品の数はあまり多くありません。
また、ある作品に失敗すると、別の作品にすぐには取り掛からないで、その失敗した作品を同じ構図で新しい用紙にあらためて描いてみたりします。今度は成功するぞ、と思いながら・・・。しかし、同じ構図で同じような失敗を何度も繰り返してきました。
これは、損な性格ですね。
そもそも完成作の数が少ないので、代表作と言えるような絵はまだ描いていません。
そんな私でも、今回はまとまった作品がようやくできました。
以下に示す水彩画教本です。電子書籍版です。
超初心者向けの内容ですが、かなり高度な技術も扱っています。
本の長さは528ページです(Amazonによる換算)。
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