「嘘は泥棒の始まり」だけど
最近、ネットで盛り上がっていることのポイントは「嘘」ということかもしれませんね。
もしかすると、あれもこれも「うそ?」かもしれません。
怖い世の中ですねぇ。
みんなが疑心暗鬼でいるのですから。
そんなことを思う今日この頃なのですが、先日お会いした方との会話で、「うそ」についてあらためて思ったことがありました。
「検査の結果を聞きに行ったら、医師から『85歳までは大丈夫ですよ』、と言われたんです。」
「『90歳までじゃないのですか』と問うと、医師は苦笑いをされて何も言われなかったんですよ」と、少々ガッカリ気味に話してくださいました。
この方の年齢が80歳なので余命5年?ということを医者は宣言していることになるんだって思いました。
悪気なんかさらさらなく、何とはなしに言ったのだろうとは思うのです。
でも、
もっと言いようがあっただろうになぁと思いました。
嘘をつくのは良くないことです。
「うそつきは泥棒の始まり」ですもんね。
嘘をつくことが通ってしまうと、泥棒をするのも平気になるというような意味だとか。
真心で感じている本当のことを表現せず、我欲で嘘をつくのが平気になるって、不幸な生き方です。
「本当の幸せ」が分からなくなるからです。
ただし、「真心からの嘘」は芸術になるのかもしれません。
その基準は「自他祝福になること」でしょう。
真心からの「嘘」は、関係を円満融和させる芸術かもしれませんね。
私はその方に「100歳まで元気でいてくださいよ、お願いいたします!」と、最高の笑顔で、両手でしっかりと握手をしつつお願いしました。
「えー、100歳ですかー。がんばらないといけませんね」と、これまた最高の笑顔で答えてくださいました。
よかったよかった。
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