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生きるとはバランスを心掛ける努力

「私の両肩に手を置いて歩きなさい」と、

ご主人は力強く言い、

ふらつく奥さんは両手で肩をしっかりと握りつつ

一歩一歩

歩かれたのです。

八十代後半のご主人の頼もしさと、ご主人を信頼して体を預けて歩かれる奥さん。

人として学ばせていただきました。

誠実に生きようと努力されておられる人ってステキですよね。

それがどんなさ細な言動であっても感動があり

それにふれた人の心が救われます。

例えて言うなら「世界」って、

片足でバランスを取りつつ立っている人たちが、互いに手をつないでいるようなものかなぁ、と。

その「世界」の一人一人がバランスを心掛ける努力で、

皆が救われて安心していられます。

バランスを心掛ける努力を止めてしまうと、

手をつないだ人に依存することになり、

依存された人もろとも一気にバランスを崩すことになるかもしれません。

依存されたくないと逃げようとしたら、

やはり自分も関わる人たちも崩れるでしょう。

捧げ合い。

「世界」はその信頼関係で成り立っています。

それは、

一人一人が

「中心」を把握しつつバランスを心掛ける努力で生きること。

その生き方にこそ

自分自身が主体的に生きる喜びを授かると同時に、

「世界」の平和に貢献する喜びがあるのだと思うのです。

人生は芸術である、楽しかるべきである。

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