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MIYUKI's STORY

四姉妹の末っ子。大忙しの両親、体育会系の厳しい(笑)姉らに囲まれて育ったからか、小さな頃からとっても自由に自立して生きていました。なんでも自分で決める(笑)。親に相談しない。仲が悪いとかではなく、学校のことも友達のことも、必要ないから別に親に話さない。全部自分で自由に解決する。「自由」が私にとっての、心地良さであり自然な形でした。

例えば、デパートに母や姉らと一緒に行っても、デパートに着いた瞬間に、一番年下の私(幼稚園〜小学生低学年)だけ単独行動。笑 散々好きなお店だけ巡り、好きなもの探しに満足したら、店員さんに「迷子です。」と行って親を探してもらっていました。笑

どんだけ自由やねん。

そんな風に、小さい頃から自由になんでも自分で決めてきた私。当然、高校受験も大学受験も、自分で探して、学校を決めて、自分で受験勉強をプラン。相変わらず自由な学生時代でした。


2008年、理系の学部を卒業して、そのまま大手企業に就職。入社直後、1ヶ月のマレーシア研修。仕事を覚えるほど、選択肢も広がる世界。私は、仕事が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。特に、グローバルな仕事をするうちに海外に住んでみたくなり、海外留学を計画し始めます。貯金を始め、1年以上英会話スクールでガッツリ勉強し、「あと半年くらいで留学できるから、そろそろ会社辞めよう!」そう決めたときに、会社で2年間アメリカに駐在させてもらえることになりました。

「モッてる。。。。お給料もらいながら、アメリカに住めるの?」とウキウキ気分で、「行きます!」と即答したのを覚えています。


ドキドキしながら降り立った、アメリカ、シアトル

さまざまな価値観の人とディスカッションしながら、自分で考え抜いた仕事を自分の責任で進める。チャレンジすればするほど、認められる。さらに大きなチャレンジを促される。自立することが一人前の証で褒められる。自由だ!!!すごく私に合ってる国で、楽しくて仕方なかったです。


でも、それと同時に、大きな衝撃も受け、落ち込みます。シアトルで出会ったアメリカ人の友達らは、私よりも断然超自由な人生を生きていました。

ハーバードの医学部を辞めて、ゲーム音楽プロデューサーになった人。世界をヨットで旅するフリーランスプログラマー。起業するプランをワクワクして話してくれる23歳のエンジニア。30歳でセミリタイヤコンサルタント。

起業も、フリーランスも、就職も、自分の生きたい人生のための手段。常に選択肢を幅広く持つために努力し、自分の人生はをマルマル自分で考えて自分で決めてる友達がたくさん。。。

そんな彼らを見た時、就職活動をしてた頃、なんの疑いもなく大手企業に応募し、何も考えずに働き続けてきた自分のことを考えると、胸がザワザワしました。

「あれ?私、流されてる?自分の人生は自分で決めてきたつもりだけど、井の中のカワズじゃん。。。自分で選択肢を広げる努力をしてなかった。私、自由じゃないよね。。。」

私は、自分が思ってるほど、自由に生きてなかった。狭い選択肢の中で流されてた。それに気づいた時、すごくショックでした。

しかも、アメリカの友達って、「どんな過去を生きてきて、なにを感じたから今この仕事をしてて、これからはこうしていきたいと思ってるんだよね。」「こうだから、自分はこんなふうに考えて、こんなコネクションを持ちたいんだよね。」って、自分の人生について語ってくるんです。

それに対して、私は、「うーん、理系が面白いと思った気がしたから理系の学部に行って、そのまま就職して、運よくアメリカに来れて、これからも会社で働いていくと思う。。。。」程度しか話せない。

悔しかった。なぜ、私がこんな人生を歩んできたのかを話せなくて、虚しくて、凹みました。言葉にできないということは、存在が薄い。「私、何してんだ!?私、何のために生きてんだ?!」って、モヤモヤモヤモヤするようになりました。


そんな悔しいやら虚しいやらな思いをして帰国。ここで、もっともっと衝撃を受けます。汗

アメリカで思いっきり働いてきた私は、かなり成長していたと思います。意気揚々と日本で自信満々にプロジェクトを提案!きっと褒められる。そう思っていたのに、、、、なんだか認められない。邪魔される気がする。。。

下っ端がうるさい。めんどくさい。偉そう。

黙って、与えられた仕事しろ。

そんな空気と圧力を感じる日々。自由なんてない。息苦しくて、でも悔しくて、チャレンジするために周りの人の4倍以上の仕事量をしてるのに、なんかうまく行かないんです。

なんで、こんなに頑張ってるのに、チャレンジしても認められないの?むしろ疎外されてる?

なんで?なんで?なんで?なんで、自由な発想が認められないの?

そんな疑問を押し殺して働いて、周りに合わせているうちに、私、何してるんだろう?私は、どこに向かってるんだろう?そんな風に、自分のことが全然わからなくなりました。

そこからは、自己否定の日々。このままの私じゃダメだ。こんなはずじゃない。でも、何がしたいのかもわからない。どうしていいのかもわからない。

それが苦しすぎて、体まで壊し、会社に行けなくなりました。

その頃の私は、アメリカにいた頃よりも更に自分がわからなくなっていて、人生でモヤモヤレベルMAXだったなって思います。


でも、ここから数年かけて、人生の軌道修正をしました!

ヒロコグレース先生という恩師やたくさんの人のおかげで、傷ついた自分を癒せて、自分が入り込んでいた思考の枠をぶっ壊し(笑)、選択肢を広げるために理想の世界に一歩ずつ足を踏み入れました。

(思考の枠というのは、こうした方が喜ばれるはず、とか、こうしなければならない、とか、こうしないと嫌われる、怒られる、生きていけなくなる、などの無意識かつ勝手な思い込みです。)

これらのステップを数年かけて歩み、本来の自分に少しずつ戻ってきたおかげで、”生き方”も”生きる世界”もまるっきり変わり、今の「自由な私」になりました。あんなに苦しかった会社生活も、退職前の頃はかなり自由に自分のプロジェクトを仕切ってて、それができるだけのコミュニケーション力や人間力、実現力も養えました。そこからも更に人生の選択肢を広げて、徐々にでしたがやりたいことも明確になって、退職&独立。今では、こんなにパワフルになりました。笑

(自由、自由と言ってきましたが、自分の人生を自由に生きる」ということは、心を惑わす自分以外の物事に囚われず、更に人生の選択肢を増やし続け、自分の心で選ぶことだなって思っていて、そうであれるよう日々向き合っています。)


そして何より、今の私は、気持ちよく自分のことをこうやって語れるようになれました!自分のことを語れるって、ほんっと、気持ちいいんです。

それはなぜかというと、枠を壊して自分の本音を取り戻し、その自分のことを語れるくらい客観的に自分のことを研究し(周りの人からもたくさんフィードバックもらいました)、理解し、認めているから。本音だから、嘘がない。それは、すごい自信になるし、自分のことを好きになれます!

しかも、自分のストーリーと自分のやりたいことを人に語れるようになるので、家族、上司や同僚、お客様や仕事仲間や色んな人に素直な本音の自己アピールが自然にできるようになり、味方が増えるんです。この応援が、すんごい力になって、いろんなことが叶い始めす。

自分を言葉にする、って、魔法なんです。


言葉を紡ぐライターの私だから伝えたいこと

私は、小さい頃から、文章を書くことが好きすぎて得意でした。正直にいうと、読書感想文なんて、好きすぎて友達の分まで書いたことあるし、好きが溢れてよく賞とってました。笑 作文が新聞に載って、賞金5万円もらったことも!(授賞式の帰りにディズニーランドに行って、全部使い切りました!笑)

そして、会社に勤めた13年は、人をインタビューした内容の文章を書いて、その内容をベースに特許を取得し、その特許で何十億って利益を出すことが仕事でした。だからこそ、人の想いや良さを汲み取って書く文章へのこだわりは強いです(金額のプレッシャーがとっても大きかったので、日々訓練されました。笑)そして、魅力的で価値の高いストーリーにも敏感です(誰の人生にも、そんなストーリーがあります)。そして何より、インタビューをして、人の話を引き出すことが得意なんです!(人のストーリーを聞くことが大好き♪)

その得意を活かし、ライターになるための勉強も始め、今はライターになりました。日々表現力を勉強中です。


こうして、これまで私はたくさんの人の話を聞いて文章を書いきましたが、いつも思っていることがあります。それは、

これまで歩んできた人生の中に、魅力的なストーリーを持っていない人なんていない。みんな、引き出せば、必ず魅力的なストーリーを持っていて、それに紐づく価値、才能がある。自分を表現するネタも、自分を好きになる理由も、みんなたくさん持ってる!と。

それを、自分一人で発掘するのが難しいだけなんですよね。

でも、インタビューして引き出すと、どんな人も必ず魅力と価値があるんです。弱みだって、魅力です。そして、それを言葉にすることで自信を持てるようになる。だから、言葉にすることを、絶対伝えていきたいなって思っています!


さらに、自分のことが分からなくなった私が、数年かけて「自分はこう生きてきて、こう考えるから、こんなことをやっていきたいんだ」とこの記事に書けるようになるまでに学んできたこと(傷ついた自分を癒す。自分が入り込んでいた思考の枠を壊す。選択肢を広げる。などなど)、そして私のライターとしての経験を活かして、たくさんの方に「自分を表現すること」の喜びとパワーを伝えていきたい。

特に、過去の私がそうであったように、今の自分や働き方、生き方、会社員としてこらからどうしていくか、にモヤモヤしている方や、「このままの人生でいいのかな?でもどうしたらいいか分かんない!」と思っている方に、「私はこんな人だよ」「私は、こう思うから、こう生きていくんだ」と自分を語るための技術を知っていただき、自分の本音の言葉で人生を変えることができることを伝えたい。

その先に、独立・起業や副業がある方については、そのための自己表現力を身につけていただきたい!

そう熱く思い、2021年、独立して活動していくことを決めました。

どうぞ、よろしくお願いします♡



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