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香港の幼稚園ってどんな感じ?

香港の幼稚園の種類はこんな感じ。
・ローカル幼稚園(政府の補助あり)
・私立幼稚園:日系幼稚園やインターナショナル幼稚園

娘は2人とも香港人園長の私立幼稚園に通っていました。
期間としては長女が1歳からのプレイグループから4歳まで、次女も0歳のプレイグループから3歳まで、4年半同じ幼稚園にお世話になっています。
この幼稚園に通わせたことは私にとっても娘たちにとっても最高でした。事務の方も先生たちも私たちの家族に寄り添ってくれ、娘をとっても可愛がってくれたので全力でお勧めできる幼稚園です!
小規模だったので、個々人の能力に合わせて中国語や英語を丁寧に教えてもらえました。おかげで長女は日本語よりも英語ばかり話すようになるぐらい、英語力がつき、とってものびのび自由に過ごしていました。

※2023年時点です。というのも・・・創業からいる事務の人が一家で別の国に移住するとのことで、変わってしまったのです。香港旅行に行ったら寄りたいと思っていたのですが、もういらっしゃらないと思うとかなり残念。
良いところや、成績、イベントやコロナ禍での対応、柔軟な対応などなどの詳細は書きたいことが多すぎるので別途記事にするのですが、いくつか他の幼稚園も見学して転園を検討したこともあるので、浮気理由と本命にならなかった理由を。
(2020-2021年ぐらいの情報と素人の所感)

◆通っていた幼稚園の残念なポイント
・敷地が狭い
・香港人以外の先生が2年程度ですぐ転職してしまう
・小規模 K3の人数が午前は少ないため、K2と合同

通っていた幼稚園

(浮気1)ローカル幼稚園のインターナショナルセクション
・学費が安いこと:半額以下
・日本人が通っている実績あり
・敷地が広い
・人数が多い

→コロナ禍では香港の政策で突然幼稚園への登園禁止になっていました。
私立幼稚園に比べてローカル幼稚園は厳しいルールが適応になるので、登園できない日ばかりになる可能性もあったので、選択せず。
あと、設備が古い、通っている幼稚園よりちょっと遠いというのもマイナス。手続きもローカルに沿っているので、ちょっとおっくう。午前の部は抽選になるかもということもあり、通っていた幼稚園を転園するほどの魅力なし。
インターセクションの日本人割合は10%ほど。近年は減りつつありました。

ローカル保育園の入口

(浮気2)新設私立幼稚園
・設備が良い、広い、綺麗

→英語と中国語が50%と50%。私の語学センスが遺伝してしているだろうし、娘は言葉を発するのが遅かったので他言語だとさらに混乱するのではと考え、中国語の習得は期待していなかったので、そんなに中国語いらないなぁ、、ということと、学費がちょっと高い。
スクールバスにするとさらに出費が嵩む、ということで選択せず。
日本人の割合は見学した頃は15%ぐらいだったようだけれど、どんどん増えて2年後には30%超えたのでは?という感じでした。

(浮気3)モンテッソーリ幼稚園
・家から近い
・制服が可愛い
・単なるモンテッソーリというものの興味

→学費が高い(ほぼ倍)。
外遊びが少ない。融通はあまり効かないかも、という感じ。
バリバリオンラインゲームしてキャラクターグッツを好み、プラスチック素材の玩具で遊んでいる我が家では、木の素材で・・・お仕事という考え方で・・といった環境に幼稚園だけ身をおいても手遅れかなと思った次第です。
日本人の割合は10%ぐらいでした。
※ここはクローズしました

(浮気4)日本語対応事務あり、日本人多めの芸術系私立幼稚園
・学費と預かり時間のコスパが良い

→園長が調子いい感じが胡散くさく感じてしまいました。
(私は必要ないんだけど、中国語増えると転校する意味ないし)
「第二外国語として中国語やる予定はあるの?」と質問したら
「やる事考えているよーyha!!」
いや、やらないだろ。私が中国語あるといいなと考えている客だと思って調子よく回答したんだろうな。
また、教室から聞こえてくる言語がほぼほぼ子供達同士が話す日本語。それなら日系幼稚園で日本語をしっかり習ってほしいよ。外国人教師は日本語を何を話ししているのか分からないから、ヒドイ言葉を使っていても注意できないし。
教室も薄暗いし、YouTube映している時間長いし。
教師不足な雰囲気も感じたので選択せず。

(浮気5)日本語セクションとインターナショナルセクションのある幼稚園
・規模、学費、ちょうど良い
・日本のマナーなども教えてもらえる
・インターセクションで合わなければ、日本語セクションに動ける

→香港に来る前はこの幼稚園が第一希望でした。入学できる月齢になったら転園させようと思っていました。
コロナ禍の影響か、急にクローズしました・・・
人気だったように見えたのだけれど、経営って分からないものですね。
日本語セクションもあるだけに、日本人の割合も50%ぐらい(?)と多かったけれど、香港人も多く通っていたようなのでとても良さそうだったので残念です。
保護者に幼稚園が閉じる旨は、クローズする半年前ぐらい前に急にあったようなので預けている親はバタバタでした。次の幼稚園の斡旋というか紹介もあったようですが、手続きや料金のことなどは各々やる必要があるので。
このように通っていた幼稚園がなくなるということは、珍しいことではないようです。

香港人や香港永住家庭は幼稚園から有名幼稚園に入ることが重要なようで幼稚園のお受験をしています。
私の娘が通った幼稚園は名門ではなく、家から近いことと学費、プレイグループの時からお世話になった先生や事務の人が素敵で決めました。
私の香港人友人が行かせたがっていた幼稚園はVictoria Kindergartenでしたが、こちらの学費は娘が通っていた幼稚園の倍近い学費でした。
コロナ禍でオンライン(という名のただの自宅保育)になった時、娘の幼稚園は預かりをしてくれていたので、名門幼稚園に通っている子は退学をせずに娘と同じ幼稚園の預かりを利用するためにダブルスクールをしていたり、通常通り通えるようになった場合でも午前中は本命の幼稚園で、午後は娘と同じ幼稚園に通っていたり、と、子供の面倒をヘルパーや祖父母任せにしたくないのか、真相は聞けずでしたが10万円/月ぐらいの値段を簡単に出せる香港人家庭が多く、すごいなぁ・・と思った記憶があります。

私は都内の保育園を4年間と、田舎の幼稚園に2週間程度息子を預けた経験しかなく、日本での幼稚園事情を知らないので日本と同じかもしれないですが、早期教育熱心なように感じます。
その分日本よりも運動する、外遊びを充実させる、という時間は圧倒的に少ないです。
広い園庭なんてものは(普通の駐在員家庭が通う幼稚園は)香港に存在しないと思っておいてほぼ、間違いないでしょう。
日系のオイスカ幼稚園は運動をたくさんする機会があるので、男の子家庭に人気という話を聞いていますが、見学していないので割愛。

もう数年前のことなので、参考にならない部分も出てきてしまうかもしれないですが、思い出したらまた追記します。

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