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イシダテックの製造部は"自由すぎる"らしい。

イシダテック総務部の小山です。

2021年8月から公式note&ツイッターをスタートし、これまで8本のnote記事をお届けしてきました。発信を始めてから、各所より多数お声掛けやお問い合わせをいただいています。

これからも「一人でも多くの方にイシダテックを知ってもらう」ために発信を続けていきます。どうぞよろしくお願いします!

恒例の3行で自己紹介

それでもまだまだはじめまして、という方もいらっしゃるはず。
3行で自己紹介します。

3行でわかる!イシダテック
・静岡県焼津市にある
・完全オーダーメイドで省力化機械の企画・設計・製造を行っている
・お客様へ事業成長の「秘密兵器」をお届けしている

 ↓ これさえ読めば3分くらいでイシダテックがわかります!

前回はスピンオフ企画として、noteをはじめたきっかけやご縁など、
焼津の街並みと共にお届けしました!まだの方はぜひお読みくださいね!

さて今回は

アイデアや構想の具現化を担う部署、製造部。
製造部で活躍している石川さん・藤井さん・岡田さんにインタビューを敢行しました。
皆さん正直に(正直すぎるくらい)インタビューに答えてくれました。
焼津でものづくりに挑む3名。その生の声をお届けします。

その前にイシダテックの組織編成と製造部の仕事

ー イシダテック製造部の魅力
前例なし。ゼロベースの製造に携われる。
・まだ世の中にないものを「お客様とともに」つくれる。
焼津から世界へ。全国、世界のお客様のために。
・製品はお客様ごと十人十色。多様な機械の製作に携われる。

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ものすごくざっくりとイシダテックの秘密兵器製作プロセスを分けるならば、企画・設計・製造の3プロセスに分かれます。

製造部は、その最終プロセスでイメージを具現化する製造、言い換えれば”実装”を主に担い、

・お客様の設備を形にする
・お客様の設備を現場に導入し、「秘密兵器」として活躍させる

という役割を担っています。

組立~社内での試運転や調整、現地への据付や運転確認を通じ、
「お客様に最高の品質を提供すること」を部署の目標として掲げています。

 ↑ この記事の「はじまり方その3 『現場から』」にもあったように、
豊富な現場経験で鍛えられた「作り手だからこそ見えるもの」を活かし、
時にはイノベーションの先陣を切ることも。

ー イシダテックの古文書(おそらく平成5年頃発行)では
「熟練したエンジニアたちが創意工夫をこらして新型マシンを開発する」
「工場はファクトリーというよりも "マシン工房" と呼ぶ方がふさわしい」
という記載もありました。

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プロフィール


まずは今回インタビューを行った3名をご紹介します。

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製造部所属 石川大志

■経歴
1993/03 島田工業高等学校 卒業
1993/04 イシダテック入社

入社以来一貫して製造・組立に従事する。キャリアの途中からは製薬機械を担当し、今や実務担当としては誰よりも製薬機械に詳しい。周辺知識にも明るく、博識でゾーンに入ると話が止まらない。パラグライダーを担ぎながら登山し、中腹から飛び立ったことがある。この時はさすがに上司から怒られたそう。
入社理由は、主にミロのビーナス。

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製造部所属 藤井洋忠

■経歴
1996/03 焼津水産高等学校 卒業
1996/04 静岡県内の缶詰メーカーへ就職
2006/04 イシダテックへ中途入社

藤井さん:静岡県内の缶詰メーカーの工務から、当時装置保全で付き合いのあったイシダテックに参画。スマホとGoogleを使いこなし、海外のお客さま製造拠点で現地クルーを積極的に巻き込んで仕事をこなしてくるタフガイ。5年ほど前、石田社長と飲みに行って「業務改善提案があったら翌日朝打ち合わせしましょう!」と言われて、翌日打ち合わせにいったら「そんなこと言ったっけ?」と忘れられてても全くめげない。
入社理由は、そこに楽しそうな山村さん(すり身製造装置エンジニアリングレジェンド)がいたから。※レジェンド部分は個人の感想です

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製造部所属 岡田勝弥

■経歴
2007/03 静清工業高等学校 卒業
2007/04 イシダテック入社

入社理由:近いから。


入社のきっかけ


— 皆さんの入社のきっかけを教えてください!

(石川)
私が入社したころ(おおよそ27年前、バブル崩壊後)から、イシダテックは個性が強い会社だったと記憶しています(笑)
敷地の周りに木が茂っていて、社屋前にミロのヴィーナスがあって。
なんだここは……、
みたいな。

工業高校を卒業後は、機械メーカーへ就職しようとは考えていました。
ただ決まったものをつくることにはあまり興味がありませんでした。
そこでイシダテックのオーダーメイドでゼロから製品をつくる仕事の魅力に惹かれました。
また、当時から現在と同様に食品や医薬品の機械を製作しており、企業としても安定していそうだな、とも考えて入社を決めました。

(岡田)
私も入社前から製造業で働きたいと考えていました。
もともと飽き性なので、ただラインで働くのではなく、組み立てもやってみたいと考えていた際、「おもしろいものづくりをしている会社がある」との声を聞き、入社しました。


実は自宅からとても近いことが大きな理由だったりするんですけど(笑)


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— お二人ともアクセル全開ですね(笑)
藤井さんはいかがですか?

(藤井)
私は中途入社で、それまでは同じ静岡県内の缶詰メーカーで働いていました。
たまたま前職の時にイシダテックと仕事で取引があり、存在自体は知っていました。

このような言い方が適切かどうかわからないのですが、
「お客様に満足してもらうために、愚直に仕事をしている」
そんな企業だと感じていました。

これって当たり前に思うかもしれないのですが、継続するのは難しいことだと思うんです。
それでもイシダテックでは継続していた。
そんな姿を見て、私もここで働いてみたい!と考えました。

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イシダテックの風土・仕事

— イシダテックの風土・仕事面で特徴的だと思うことはありますか?

(岡田)
入社して12・13年経ちますが、「かゆい所に手が届く」を意識した人が多いと思います。
お客様のまだ気がついていない悩みごとに先回りすることや、社内で手が足りていない仕事を率先して手伝うなど、言葉こそ多くないですが自発性がある社員が多いように思います。

(藤井)
仕事面では、お客様からご相談いただく内容がここ5〜6年でより高度、かつ独自性を求められるものになってきているように感じます。
そのため、お客様の要望に合った仕様を叶えるためにどうすればいいか?という議論は多くなってきたと思います。

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— 仕事を行う上で、社内でのコミュニケーションは大事にされているんでしょうか?

(石川)
案件(製作する秘密兵器)や業務内容によってチームで動くか個人で動くかは変わってきますが、おおよそは設計時に決めた工数・人工で進めることになります。コミュニケーションは取りますが、やはりオーダーメイドであるがゆえ、前例のない仕事が多いです。
大抵の場合、うまくいくことの方が少ないですね(笑)

(岡田)
想定よりも時間がかかることもありますし、スムーズに進むこともあります。自分の役割を担いながらも、横目で周りを見て適宜コミュニケーションを取るイメージですかね。

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(藤井)
お二人が話した通り、予測と実績のギャップはあるため、それを設計や営業にうまくフィードバックしていきたいなと思っています。
「部署内」のコミュニケーションだけではなく、「部署外」とのコミュニケーションもたくさんあります。

(石川)
部署外と連携を取ることはとても大事ですし、フィードバックも行います。
ですが、次回全く同じ製品をつくるわけではないため、そのフィードバックが裏目に出ることも……。
コミュニケーションに終わりはないな……、と感じています(笑)

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大変だった仕事の思い出

— 「大変だったなぁ」と記憶に残っている案件はありますか?

(藤井)
アメリカの工場を訪問した時のことなのですが……、
英語はしゃべれないのに、まさかの直でやりとりをしなければならない状況に。
お客様はもちろん現地の方なので日本語は通じない。これはどうしたものか……。と途方に暮れました。

(岡田)
私もアメリカでの仕事の時、日本でのテストではうまくいったのですが、現地で機械がうまく動かず、もちろん動かないと帰国できない……。
そして軽い軟禁状態になったことがあり、技術力と精神力が鍛えられました。

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— お二人とも海外トラブルなんですね(笑)
乗り切った方法と、得た学びを教えてください!

(藤井)
言葉の壁はすぐには解消できないため、次の打ち合わせ前までに英語でドキュメントを作成しました。
当日はドキュメントを元にしたコミュニケーションでなんとか意思疎通ができました(笑)

(岡田さん)
なんとか機械が動いて日本には帰れたのですが(笑)
それから詰めの甘さを反省し、技術力を補ったり、テスト時により意識的に確認をしたりと、仕事に対する考え方が変わるきっかけになりました。

イシダテックに合う人

— 最後に、"こんな価値観の人ならイシダテックに合うな"というイメージはありますか?

(藤井)
機械に触れるのが好きな人、単純作業だけではなくゼロベースで新しいモノ・コトをつくりたい、チャレンジしたいと思う人にとっては魅力的な職場だと思います!

(岡田)
一人ではなく、チームでものづくりをすることに興味を持っている人はやりがいを持って働けると思います。技術は後からでもついてくるはず。
まずはご相談や職場見学から軽い気持ちでどうぞ!

(石川)
まだ世にないものをつくる仕事が多いため、気が長く許容範囲が広い人のほうがいいかもしれません(笑)
また「ここまでが私の仕事」と線引きする職人タイプではなく、全体最適を考えられる人だと私個人としてはとても嬉しいです。

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ということで製造部の3人のインタビューをお届けしました。
冒頭に書いた通り、正直すぎるくらい正直に(笑)
ご自身のことから仕事のことまで幅広くお話しいただけました! (小山)

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