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サウスストリーム・ガスパイプライン計画と、欧州・ロシア・アゼルバイジャンの綱引き

ドイツメディアDW(ドイチェ・ヴェレ)のニュースからです。「EU各国はアゼルバイジャンの天然ガスを早急に必要としている。」EUエネルギー連合のもっとも大切な優先事項は、カスピ海から欧州のガス供給の多様化と統合であるとのこと。

ちなみにDW(ドイチェ・ヴェレ)とは、ドイツの国際放送局で、ドイツの法律で規制され、ドイツ連邦政府の税収で賄われています。2012年の年間予算は約2.71億ユーロでした。

テレビ、ラジオ、インターネットサービスを介し、ドイツ語、英語をはじめとして、アラビア語、スワヒリ語、インドネシア語、ウルドゥー語、ロシア語、スペイン語など、30の言語で国際的な情報を配信しています。

またDWアカデミーを開講しており、世界中からメディアの専門家、ジャーナリスト、ドキュメンタリープロデューサー、技術者や管理者のための高度なメディアトレーニングを提供しています。

EUは、アゼルバイジャンからのガス輸入をさらに強化させるための新しいパイプラインの計画を検討しています。その大きな理由となっているのは、サウスストリーム・ガスパイプライン計画(黒海を抜けるロシアから欧州のガスパイプライン計画)をキャンセルしたロシアとの破断の決定をきっかけにしています。

EUエネルギー連合担当委員マロウシュ・シェフチョビッチは、新たな高レベルのエネルギー搬送路は、中央および南東ヨーロッパのガス市場とその地域へのパイプライン網の統合を進めるべきだということを発表しました。そのルートとして、欧州市場へのパイプラインはアゼルバイジャンの天然ガス田をリンクする提案を発表しました。

(BTCパイプラインとその延長線)

パイプライン外交は、各国の思惑が働き、ある特定の国に大きなチャンスをもたらします。どんなことが考えられるでしょう?

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