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調べる、メモする、処世術(157/365)

「韓国では誕生日にわかめスープを飲むらしいよ」

ちょうどお店で本格的な韓国料理を食べている時に誰かが言った。

「え、ケーキじゃなくて?なんで?」

となるのだが、誰もナゼ誕生日にわかめスープを飲むのかは知らない。

そこで、スマホを取り出して「韓国 誕生日 わかめスープ」と調べるとすぐに出てきた。

わかめスープにはカルシウムやミネラルが豊富に含まれていて、体力回復の助けをしたり、母乳の出をよくするという効果がある。
そこで韓国の母親は、我が子の成長のために産後数ヶ月くらいは毎日わかめスープを飲む。
だから誕生日のわかめスープは、子どもにとっては母親への感謝を伝えるもの、母親にとっては我が子が生まれてきてくれた喜びを思い出させてくれる、特別な存在。

ほうほう。

ちょっとイイ話である。

誕生日のわかめスープには、お祝いとはまた違った意味合いがあるらしい。

これを受けて「へーそうなんだ」とみんなも納得する。

 

ここで思ったのは、誕生日のわかめスープがどうこうではなくて、最近こんなシチュエーションが多い気がずる。

何か気になることがあったらすぐに解決したい。

食事中でも会話中でも何なら仕事中でも。

中途半端にしたままだとスッキリしない。

(これまた完璧主義的な性格が出ている)

しかし、さすがにそれが厳しい場面もあるわけで、その時はキーワードだけ記憶しておいて、空いた一瞬の隙にスマホにメモする。

そしてちゃんと時間が取れたら改めて調べる。

また、調べものじゃなくても何か感じ取ったことがあったらすぐにそれをメモする。

これに関しては後で調べて解決したいというのとは別の理由。

頭の中を空にしたい。

ただでさえ色々考えてしまうタイプなので、考えないでいいようにメモする。

はやり頭の中に入れておくだけだと、どうしてもそれについて考えてしまうが、メモしたらそれを見たら思い出せる。

考えなくていい。

紙でもスマホでも何でもいいので頭の中の事を吐き出して、頭の中を空にしたい。

 

その時気になることや感じたことをそのままにしておくと、スッキリしないし考えてしまうしで落ち着かないのだ。

だから調べたりメモをすることで自分自身を納得させている。

それで精神状態も安定する。

僕の処世術の一つでもある。

 

(話したりしていてスマホを見ているのはつまらないからではないので、許して下さい…)


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