見出し画像

順風満帆に生きてた20代が突然「10年間」を奪われ、30代になり学んだ教訓とは?

26年間、とくに大きな波も無く順調に生きてきました。

いや、実際は色々あったんだけど本人はそこまで大きくとらえてないんです。周りいわく経験してることが『まぁまぁエグいよ』とも言われるんですけど、自分的にはそこまでじゃないのです。

でも26歳で発症した統合失調症はつらかった…。なにせその後の約10年をほぼ棒にふって、ほとんどを家の中で過ごすことになったんですから。

26といえば人生のめっちゃ楽しい時期ですよ? 仕事に慣れ、お金もあり、時間もある。世間の26歳が遊びや恋愛に夢中になってるなか、ぼくはずーっと家の中で闘病してると。

ハッキリ言ってむなしかったです。社会から隔離された気分だし、イベントやらどこどこの観光地が賑わってます的なテレビをみても現実感が無いんですよ。ほんとにこんな盛り上がってるのかな~なんて。

あの10年間、ぼくの世界は家の中だけ。当時そんな自分の状態を自分でこう表現していました。

「手足は自由、心には鎖」。

囚人が手足に鎖を付けられて自由を制限されるシーンを映画で見たことありますよね? 精神疾患者は手足は自由でどこかに行きたがるけど、心に鎖が付いてるので自由を奪われるんです。

手足に鎖があってもバタバタ動かせばどこへでも行ける。
心の鎖はその場からうごけない。

鎖は自由を奪います。

なにも精神疾患だけじゃなく、他の病気でベットから身動きとれなくなるとかあなたにいつ鎖が結ばれるかわからないんですよ。

『さんざん楽しんだし、ここらでいっちょ不自由も楽しんどくか~!』 ぐらいのメンタルになれそうなぐらい人生を楽しみましょう。

過去も未来も考えないでいまを楽しんでさえいればいい。

それが突然10年という時間を奪われた石松の教訓なのです。


サポートなんていただけた日には、嬉しすぎて夜寝れないかもしれないです(゚Д゚;)!