イセシマップ

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マップから伊勢志摩ならではを見つけよう!イセシマップは伊勢志摩の歴史などの情報に特化したマップでありブログサイトです。伊勢志摩の行きたい場所選びにぜひ!https://www.iseshi-map.com/

最近の記事

月夜見さんにこだまする

伊勢市には日本神話に出てくる超メジャーな神々が祀られている神社が沢山あります。 日本神話に詳しくなくても、 某、ジャンプで人気だった忍者漫画に出てくる技の名前や。某、パズルとドラゴンのスマホゲームに出てくるキャラクターの名前など どこかで聞いたことある日本の神様の神社が伊勢市にはあります。 伊勢神宮は内宮と外宮の2つなのですが、それらの別宮が伊勢市内・外にいくつか鎮座しており町中いろんな場所に神社を見つけることができます。 私の中で思い出深い別宮は『⽉夜⾒宮(つきよ

    • 神鏡を鎮祭する『鏡宮神社』

      皆さんの干支は何なんですか? 私は寅年です。 なぜこの話はしたのかは後ほど説明します… 伊勢神宮内宮には五十鈴川が流れており、下流に行くと朝熊川という川と合流します。 その合流したところには三角州ができ、そこに『鏡宮神社』という場所が存在します! 神社までの道が舗装されていないので、一見わかりづらいですが 軽自動車2台くらいは止める場所があります。 入り口に着くとこのような道が続いており天気の良い日は非常に綺麗です。 社に近づいていくと伊勢神宮内宮末社ですので、

      • 朝熊平野を守る朝熊神社

        朝熊町(あさまちょう)という町が伊勢にあります。 『あさくま』でなく『あさま』と呼びます。 しかし『朝熊神社』は『あさくまじんじゃ』と呼ぶようですね… 地元民ほど間違えやすい! この神社は伊勢神宮内宮の摂社です。 この神社は鏡宮神社と目と鼻の間くらいの場所にあり 写真にある青色の橋を渡るとすぐです。 (写真の右側に鏡宮神社があり左に朝熊神社) 橋を渡るとこのような入り口があり上に上がる階段があります。 右の小さい石の柱には うっすらで読みづらいですが『朝熊神社』と

        • 塩を作る神社

          神宮の祭典で使われるお塩や米はスーパーで買ってきたものではありません。 しっかりと太古から作る専門の神社があります。 地元民が海水浴に行く候補の一つに『二見』という海沿いの地域があります。 そこの二見地域にあった旧二見中学校の近くには御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)という皇大神宮所管社があります。 大きな目印はなく、御塩殿神社と書かれた石が電柱の間に立っています。 この道路は車が1台ならゆったり走れるけど2台は難しいくらいの幅ですね。 その目印の反対側には鎌倉初期

        月夜見さんにこだまする

          朝熊かけねば片参り

          「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」 伊勢のパンフレットや旅行ブックなんかで見たことある文言ではないでしょうか? 朝熊をかけるというのは朝熊山の事を指していて、皆山に登ってとある場所に向かっていたんです。 それが朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)。伊勢参りにやってくる人々はこのお寺にも訪れるのが古くからの習わしでした。 このお寺の本堂は国指定有形文化財として認定されていて、祀られている菩薩様も「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくうぼさつ)」という

          朝熊かけねば片参り

          天空のポスト

          伊勢市と鳥羽市を結ぶ道、伊勢志摩スカイライン。内宮から三重県立陸上競技場に向かって車を進めると、その入り口が見えてきます。朝熊山の上を突っ切るような形で道が敷かれているため、道中はほぼ坂。そしてかなり蛇行しています。そのためスカイライン内へは歩きや自転車で入ることはできません。バイクでも125㏄以下のモノは通行禁止となっています。 なんせあの勾配ですからね…。通ったことのある方は共感できるのではないでしょうか。 鳥羽へ向かう、伊勢へ向かう際の利便性はさることながら、一番の

          駅前の鳥居と外宮参道

          内宮といえばおかげ横丁、じゃあ外宮は? 参拝に向かう道中、五十鈴川を傍目におかげ横丁に足を運んだ方は多いのではないでしょうか? お伊勢参りに来た旅人たちをもてなす役目は、時代が変わった今でも確実に受け継がれています。老舗はもちろんのこと、今風の店も少しずつ増えてきており、来る人たちを満足させるようなものとなっています。 では外宮前はどうでしょうか? 実はあるんです。 その名は「外宮参道」。市内で愛されている牛乳屋や、地ビールを販売をしている店、伊勢うどんの食べられる食

          駅前の鳥居と外宮参道

          伊勢の今と昔を繋ぐ『勢田川』

          伊勢市には地元民に親しまれている川が3つほどあります。 一つは宮川。川幅が広く夏には花火があがる祭りも行われており、中高生がズボンのすそを挙げて水遊びをしていることもしばしば。 二つ目は五十鈴川。伊勢を代表する神宮「内宮」のそばを流れる澄んだ川です。県外からやってきた観光客も、参拝の行き帰りで五十鈴川の土手沿いを歩いた人は多いと思います。 そして三つめは勢田川。河崎という街の傍を縫うように流れている川です。   澄んだ川、ではないものの地元民にとても親しまれている川です

          伊勢の今と昔を繋ぐ『勢田川』

          高さ22mの『大鳥居』

          お台場には巨大なユニコーンガンダムが立っていますよね。 伊勢にはそのガンダムと同じくらいの大きさの『鳥居』が立っています。 伊勢に自家用車で来た方は伊勢インターで降りて内宮と外宮に向かった方が多いと思いますが、その道にはないんですよね。 イセシマップのピンが打ってあるところに『大鳥居』があるのですが、普通に車で通っても大きすぎて車で通り過ぎる際に気が付かないことが多いです。 このみちは『御幸道路(みゆき)』と言われる道で1910年に開通したと言われています。 この道

          高さ22mの『大鳥居』

          伊勢神宮の近くに湧水が、

          『湧水を飲みたい』 と母が突然言い出したことがあった。 『はぁ またなんか言い出したな』 と家族全員が思いました。 親父は一度これに付き合わされていたらしく、『ああ、あそこね』みたいな反応でしたが 弟は一度『ちょっと出かけよう』と母に言われ、車で寝て到着するのを待っていたところ 気がつくと熊野古道まで連れて行かれた思い出(伊勢から片道約2時間)あるのでとっても嫌な顔をしていました。 『内宮さんの近くやからそんなに遠くないから〜』と言ったので 『まあそれなら近いか(

          伊勢神宮の近くに湧水が、

          江戸時代の伊勢参りの入り口『宮川』

          伊勢市の人がバスケットをするなら! ラブリバーという公園にはバスケットゴールがあるのでそこに集まります。 そのラブリバー公園のすぐそばに『宮川』という川が流れています。 地元民なら誰しもが慣れ親しんだ川 それもそのはず伊勢を出るにはこの宮川を越えないと大阪や名古屋には向かうことができません。 なので、江戸時代は大阪や江戸から来る場合は必ず宮川を渡らなければならなかったためたくさんの船頭さんが往復し旅行客を運んでいました。 当時、宮川には 上の渡し・下の渡し・磯の渡し

          江戸時代の伊勢参りの入り口『宮川』

          どの民家にも蘇民将来注連縄

          旅行や仕事での出張で初めて行く土地では その土地ならではの風習などを発見できることもありますよね。 伊勢周辺の地域では 多くの家の軒先に 『蘇民将来子孫家門(そみんしょうらいしそんかもん)』 と書いた札がに吊るされているのをよく見かけます。 年末の大掃除ではこれを新しいのに取り替えます。 そしてつけたら来年末の大掃除までそのままです。 伊勢旅行に行った際には 玄関頭上に注目してみてください。 多くの家の軒先に飾ってあるはずです。 なぜこの注連縄が飾っているか今日はお話

          どの民家にも蘇民将来注連縄

          ディーゼル列車で伊勢志摩へ

          三重県に走る列車は主に JRと近畿鉄道が運行しています。 全国的にはJRの方がシェア率は高いでしょうが 三重は近鉄路線の方が断然利用されています。 伊勢志摩に観光に来てくださった方は 名古屋から『近鉄特急』に乗って こられたと思います。 近鉄の目玉特急列車の『しまかぜ』は とてもゴージャスな内装をしており 中にはレストランもついて食事も可能、 快適な空間で伊勢志摩まで電車の旅を 楽しむことができます。 地元民も近鉄を通勤や通学で使うことが多く 私は中学生までJRは全

          ディーゼル列車で伊勢志摩へ

          年末の伊勢神宮『どんど火』

          12月31日の伊勢神宮に行ったことはありますか? 私も年末に伊勢神宮へお参りはするのですが 内宮(おかげ横丁の方)はと〜〜〜ても混んでいるので、外宮(伊勢市駅に近い方)に行きます。 年末には『大篝火(おおかがりび)』 通称『どんど火(び)』が神宮内で行われています。 このどんど火を見に行くと 『今年も終わりなんだなぁ』としみじみ思います。 どんなイメージかというと 非常に大きな焚き火をしていると思ってもらえればイメージしやすいかなと思います。 伊勢神宮の中で4〜6箇

          年末の伊勢神宮『どんど火』

          伊勢神宮で『初穂曳』がありました。

          今年の10月15〜17日に 『初穂曳』という伊勢神宮関連の 世界に誇りる奉納行事が行われました。 この行事は 五穀豊穣に感謝する「神嘗祭」を祝うために行われ その年に取れた新米を伊勢神宮に捧げるために 市民が参加する行事です。 (見るだけなら全然地域外の人でも大丈夫ですよ。) 毎年行われていたのですが、コロナの影響で 大きな規模で開催できたのは久しぶりでした。 今年は約700人が新米を載せた「奉曳車(ほうえいしゃ)」を引いて市内を練り歩き、「エンヤ」という威勢の良いかけ声

          伊勢神宮で『初穂曳』がありました。

          おかげ犬

          江戸時代ものすごいお伊勢参りブームだったのですが、人間以外にもお参りをする動物がいました。 それは『犬』です! 伊勢参りをする犬を 『おかげ犬』と呼び 首に巻いたしめ縄に、路銀を入れた巾着を付け 「伊勢参りをする」と書いた紙をくくりつけて 伊勢まで旅をしていたのです。 なぜ犬がお伊勢参りをしたかというと 病気や歳で伊勢まで行くのが 困難な主人の代わりに 他の人と一緒に連れて行ってもらうい 自分の代わりにお参りしてもらうため という理由でした。 そのため「おかげ犬」は