トマト

東京で働く27歳。毎日1冊レビュー。心が惹かれたものの裏にある理由を僕なりに分析。

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最近の記事

『大きな嘘の木の下で』レビュー

“田中修治本”2冊目。 前著『破天荒フェニックス』は小説形式だったのに対し、今回は、多くの人が“常識“と思っている通説に「本質はそうじゃないよね」と“ウソ“を暴く形式で「6の本質(的な考え方)」がまとめられているビジネス書。 章により熱量の偏りがあったが、特にCHAPTER4「成功論のウソ」は、田中さんが言葉を尽くして伝える「お前ら、目を覚ませ!!自分で自分を縛り付けるな!!!」という熱い言葉が心に突き刺さった。 これまで自分が「仕方ない」と諦めていたことが、「そんなの運命で

    • 『破天荒フェニックス』レビュー

      毎日投稿がしばらく空いてしまった。ここから気合を入れて、毎日投稿を再開したいと思う! 『破天荒フェニックス』は、破産寸前のメガネ屋「オンデーズ」の経営再建に臨む田中修治さん(オンデーズ社長)の実話をもとに作られた“フィクション“であり、「小説」形式なのでとても読みやすかった。 しかし、とにかく長く、どのエピソードも手に汗握る展開で読み飛ばすこともできず、数日かけて熱中して読み込んでしまった。 本書だけでなく、カンブリア宮殿や、YouTubeでの田中さんのインタビューもいくつ

      • 『自分の中に毒を持て』レビュー

        今日は、岡本太郎の『自分の中に毒を持て』。 毎日読書レビュー3日目だが、今のところ最も濃くて、最も難しかった。 ジャンルとしては、「自己啓発」なのだろうけど、“単なるハウツー“は書かれていない。「どう生きるか?」「どう向き合うか?」という、岡本太郎の哲学が記されていた。 まとめるのが非常に難しかったが、最も共感した部分を中心に、僕自身に響いたことを書いてみたいと思う。 1. この本を一言で自分の中の小さな炎を守り過ぎてはいけない。この社会の中でどうやってうまくやっていくか

        • 『動画2.0』レビュー

          今日は、明石ガクトさんの『動画2.0』。 『メモの魔力』に続き今回も箕輪さん編集の1冊だったが、『メモの魔力』に比べると“万人ウケはしないんじゃないか?“と感じた。 書いてある内容自体は難しくないけれど、具体的な実感を持って、書かれていることの意味を理解できる人は、仕事やプライベートで動画を作ったことがある人、あるいは、youtubeやtiktokで毎日大量の動画を見て客観的な分析をしたことがある人、に限られるのではないか、と思った。 私自身は、小学校5年生くらいの時から、

        『大きな嘘の木の下で』レビュー

          『メモの魔力』レビュー

          1日1冊本を読んで、レビューを書いてみようと思う。 最初の1冊は、前田裕二さんの『メモの魔力』。過去に1度読んで、「フツーのことしか書いてないな」とさらっと読み捨ててしまった1冊。 しかし一転、最近僕の中で、「前田裕二」がホット。それは、彼自身の生き様を知るにつれて、彼が、 ● 「圧倒的な努力」の中で、再現可能な「勝ち方」を法則化し、結果を出していること ● 僕が最も苦手なキーワード「努力」「継続」「常に考えること」「自己分析」「メモを取ること」...がいかに大事なことか、

          『メモの魔力』レビュー