【i.schoolから通年生/修了生への3つの質問!】2023年度通年生_渡邉さん

イノベーション教育プログラムのi.schoolではどんな学生がどんな思いで学んでいるのでしょうか?i.schoolの通年プログラムに実際に参加してきた通年生・修了生の声を、3つの質問に答えてもらう形でお届けします!今回は、2023年度修了生の渡邉真一郎さんに、i.schoolの様子について紹介してもらいました!

目次
質問1:i.schoolに応募しようと思った、入ろうと思ったきっかけは何ですか?
質問2:i.schoolでどんなことをしたかったのですか?もしくはこれからやってみたいことはありますか?
質問3:実際にi.schoolに入ってみて、どうでしたか?
最後に一言!


自己紹介
渡邉 真一郎/ Shinichiro Watanabe
2023年度 i.school通年プログラム通年生
東京大学工学部社会基盤学科

質問1:i.schoolに応募しようと思った、入ろうと思ったきっかけは何ですか?

東大の社会基盤学科の授業で、小松崎俊作先生の「社会技術論」というi.schoolの学びに非常に近い授業を受講して、その内容に興味を持ちさらに学びを深めたいと思ったのが一番です。

元々、中高で学内のイノベーションコンテストに出たり、シリコンバレーに行く研修に参加したりと、漠然とイノベーションには興味があったので、i.schoolが実際に手法を体系的に学べる場であることはとても魅力的でした。

質問2:i.schoolでどんなことをやりたかったのですか?もしくはこれからやってみたいことはありますか?

やりたかったことの一つは、イノベーションの手法を体系的に理解して使いこなせるようになることです。あらゆる問題解決の局面で、適切な手法と判断根拠を自分の中で明確化したかったです。

もう一つは、大学の枠を超えた志の近い仲間と仲良くなることです。いろんな大学や会社の多様な背景を持つ志も能力も高いメンバーが集まるので、そのようなメンバーと長期間ワークショップを行うことは、今後の人生においても貴重な財産になると考えていました。

これからやってみたいこととしては、i.schoolの学びを現段階で自分が実現できることに落とし込んで、社会の中で実践することです。自分で起業するもよし、他人の志や夢を形にするもよしですが、社会へのインパクトがある形で実践することが最優先かなと考えています。

自分自身が夢や希望をはっきり持っているタイプではないので、特に2024年度通年生の方で「実現方法はわからないけど夢がある!」という方のお話しは詳しく聞きたいです笑


写真は山中湖でワークショップをした時の様子です

質問3:実際にi.schoolに入ってみて、どうでしたか?

まずは、さきほどの質問2で挙げたやりたかったことはどちらも達成することができ大変充実感がありました。まだまだアップデートは必要ですが、イノベーションの手法を自分なりに体系化することができましたし、1年間やり切ったことで、単に一緒にワークをするという関係を超えた絆が生まれたと実感しています。

また、1年間ワークショップを続けたことで、問題解決に必要な基礎的な力が飛躍的に伸びたと感じています。それは単に長期間ワークショップを続けたからではなく、企業様と一緒にワークショップを行ったり、一線で活躍される方の仕事ぶりから自分には何が必要なのかを考えて、多次元的な学びができたからだと思っています。

自分が入る前に想像していた以上の学びと経験を得ることができました!

最後に一言!

I.schoolでお世話になった皆様、1年間ご迷惑を多々かけたかと思いますが、本当にありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします!
2024年度通年生の皆様は私も*DP(ディスカッションパートナー)として関わることになると思うのでよろしくお願いします。

*DP(ディスカッションパートナー)とは
i.schooでは,通年プログラムのワークショップ議論をサポートする役割として,前年度以前の通年プログラム修了生をディスカッションパートナー(DP)として各チームに配置する制度を設けています.
ファシリテーターよりも近い存在として,一歩先を行くDPがいることによる通年生の学びとなるだけではなく,DPにとっての通年プログラム以降の学びの場としても機能しています.

i.schoolとは

i.schoolは、東京大学 社会基盤学専攻教授・堀井秀之が2009年に始めたイノベーション教育プログラムです。社会の価値観を塗り替えるイノベーションを本気で起こしたいと考える学生が、アイディア創出法を体系的に学びます。単位も学位も出ませんが、毎年優秀な学生が幅広く集まっています。修了生は200名以上にのぼります。


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