会うべき人には必ずいつか出会う

これは本当にそうだなぁと思っています。会うべき人には必ず出会う。

だから強引に会いに行く必要はない。

でもこれが成立するためには条件があると思う。

・自分が目指すべき理想が明確にイメージ出来ていること。

・素直に学ぶ姿勢。

・理想に向かって努力し続けること。

この三つです。

自分が目指す理想に向かって一歩、一歩階段を登ると次の段にはその時、必要な人が現れ、そして次の段にはこっちこいよ!と言ってくれる人が現れます。

目指すカテゴリーや理想は考えれば考えるほど具体的になり、進む道が明確になります。すると素直に努力を続けていると周りがその延長線上で知識を持っている人を紹介してくれたり、自分自身が目指す理想の線上にいる人と出会い、更にそこからいろんな可能性が生まれます。

うちを例に取ると、自社ブランドを作りたいとコンセプトを考えていた時にディレクターと知り合ってブランドが完成し、そのディレクターの紹介でMaG.というファッションライフスタイルの展示会に出展出来ることになり一気に25企業の取り扱いが決まりました。

展示会ではかなり快挙と言える部類かと思います。

また、海外、特に南半球のオーストラリア の取り扱いを増やしたいと思っていると10 minutes aromaで有名な神戸マッチさんと知り合い、大学の後輩というよしみもあり、早速オーストラリアのバイヤーを紹介していただく。

すると翌月の展示会に来るという。

お子さん連れで当時7歳だった少年と楽しく話してたら取り扱いが決まり、それどころか今はオーストラリアとニュージーランド全土を担当してもらうことに。
二つのエリアで60店舗の取り扱いはあります。

こういう風に、運も確かにあるんですが、あるべき姿に一歩ずつ階段を登るイメージは正三角形の両サイドが階段になってる感じで必ず一段上がれば見える景色は広くなり、進むべき道は明確になる。

一段一段には、その時会うべき人との出会い、そして次の段からもうすぐ会うだろうなぁと思う人がみえてきて、こっちおいでと手を振ってる。

そこにいる人たちは明確なビジョンを持っていて、周りの競争するのではなく、自分たちらしさを築いている人が多いように思います。

その人たちは、他者を認めることができたり、頑張る人に平気で自分の体験談を共有してくれたり、他の人を紹介してくれたりします。

そして、気づいた時には、自分が理想としていたものに近づき、見える景色がはるかにひろくなり、またその場所から想像すると理想はより明確に、そしてまた遠くなり、永遠にいたちごっこを続ける感じがします。

でも、どんどん見える景色が広くなり、過去を振り返るとあの時はまだこれくらいのことしか見えてなかったなぁと懐かしくなるはずです。

私も気づいたら、海外の展示会に普通に出展し、海外のバイヤーとやりとりを行い、当たり前のように海外のお取り扱いが増えています。

想像することとは、ゴールをイメージして現時点とのギャップを演繹的(あるべき姿からの逆算)、そして帰納的(現時点でできることからゴールをイメージ)、両方のアプローチで筋道をつなげることです。

これがつながると後は努力すれば何とかなります。筋道が甘くても経験を積むことで軌道修正をすることもできます。

イメージすることがとても大事なのです。

もう一つ大切なことは、”妄想”することです。

これは、あんなことができたらいいなぁという実現できる根拠もない想像を膨らませることです。

想像するよりはるかに現実離れしていたり夢や希望があるものです。

一見そんな理想は意味がないと思われるかもしれませんが、妄想で視野を一気に俯瞰するレベルに引き上げると、見える世界が違ってきます。

ですので、想像するだけではなく、妄想しながらあるべき姿を模索し、それに現実を紐付けてやるべきことに最大限努力する。

きっとうまくいくはずです。

話はそれましたが、自分が想像した理想に対し、努力を続けるのであれば会うべき人には必ず会うと思います。

だから、私は無理に会いたい人に会いに行くことはありません。まだ、きっと早いんだろうなぁ。でも3年以内には必ず会うだろうな。という風に結構明確にイメージできるようになります。

究極のイメージですが、いつか世界のメゾンブランドから生産依頼が来るんだろうな。でも海外は山のような資料を提出する必要があり、断るんだろうなぁと妄想していたり、ビジネス系の番組の”今を生きる跡取り世代”みたいなタイトルで3社くらいの事例で使われたりするのかな?なんて妄想しています。

実際、メゾンブランドではないものの、世界的に人気なオーストラリアの靴メーカーからオファーをいただいたり(条件がフェアに感じなかったので断った)、イギリスの雑誌社であり世界にお店を展開している企業、そして世界的に活躍していて日本でも近年人気の韓国の靴下ブランドの製造を請け負っていたりするので、妄想というより少し想像の域に来ているかと思います。

想像力を鍛える。それに向かって努力し、周りの応援を素直に受ける、すると会うべき人には会って、どんどん想像する世界が広く明確になり気づいたら自分たちらしさが出来上がっていくものです。

おしまい。

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