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~ コリビング編 ~ Coworking & Coliving space research in Bali. インドネシア バリ島に、コワーキング & コリビング リサーチ行ってきました。

インドネシア バリ島。リゾートとして有名ですが、実はデジタルノマドのメッカでもあり、コワーキングスペースやコリビングスペースがたくさん点在しています。2022年に日本デジタルノマド協会が立ち上がり、コワーキング協同組合と一般社団法人日本デジタルノマド協会の共催でバリ島ツアーを企画。山梨大学田中敦研究室の協力のもと、3日間で11カ所のコワーキングスペースを訪ねるツアーをするよとお声がけいただき、絶好のチャンスということで、3年ぶりの海外に移動を入れて5日間、参加させていただきました。とても有意義な経験だったので、4つのカテゴリに分けて記録しておきます。 今回は 2. コリビング編

  1. コワーキング編
    https://note.com/isasaito/n/n5ef918c02ef1

  2. コリビング編
    https://note.com/isasaito/n/nc8912182e615 

  3. 学校編
    https://note.com/isasaito/n/n29ca3989d7e0

  4. 宿泊・食事編
    https://note.com/isasaito/n/ncaa679a75189


ロケーション

羽田からホーチミンでトランジット。荷物ピックアップ・入国・出国が必要でバタつきましたが無事バリ島入り。
今回は、バリ島内のCanggu、Ubudを中心に回りました。Cangguはおびただしい数のバイクや車、Ubudはゆったりと、エリアによって交通状況など見せる顔が多種多様で、滞在している人の層も異なっていました。

現地に詳しい、元Dojo Bali Coworking Canggu Bali 名物コミュニティマネージャーのHarenの案内で、コワーキング・コリビングを中心に合計12ヵ所を巡りました。それぞれコンセプトや特徴があり、そして多くの利用者がいて賑わっていました。

Coliving / コリビング

TRIVAL

(https://tribalbali.com/)

TRIVALは、コワーキングスペースとホステルが一体となったコリビングスペース。1Fはコワーキングエリアで、オープンスペース、ボックス席、プールがあり、仕事と余暇が融合している。プールでくつろぐ人、ビリヤードをやっている人の目の前でパソコンで仕事をする人、地面に寝ながら、ネットに包まれながら仕事する人もいて、みなそれぞれのスタイルで過ごしている。
2Fはホステルとなっており、8人部屋が8部屋、プライベートルームが4部屋。Booking.comなどでも予約できるようになっており、旅行者も多いようだ。

外観。凄まじいバイクの数…
1Fオープンエリア
1Fオープンエリア
プール付き
地面に寝ながら仕事する人
網の上で寝ながら仕事する人
2Fはホステル

Parq Space

(https://parqubud.com/)

Parq Spaceは、コワーキングとアパートが一体となっており、さながらラグジュアリーリゾートのようなイメージ。オープンエリア、レストランにプール、アパートへのアプローチも長く、広大な施設。
コワーキングエリアは改装中だった。

外観。要塞のようだ…
エントランス
プール
とにかく広大…
コワーキングエリアは改装中だった

OUTPOST Coliving Ubud

(https://outpost-club.com/coliving)

Ubudにある、OUTPOST のColiving。離れのヴィラ形式の客室とコワーキングスペース、カフェが併設されている。Ubudの土地柄か、人通りもさほどなく、落ち着いている。数日や1週間など滞在しながら仕事ができる環境で、休暇活用型やウェルビーング型ワーケーションに合う印象。
利用者は、ヨーロッパからの1人やグループが目についた。話を聞くと、Cangguの喧騒から移ってくる人もいるとか。今回は1泊お世話になったが、ぜひ今度は1週間くらい滞在したい。

ヴィラまでのアプローチ
中庭。各ヴィラが四方に点在している
併設されているカフェ。こちらで仕事をしているひともちらほら。
プールもあり
コワーキングエリア。滞在中、数人がパソコンを広げて仕事をしていた
今年着任したというManagerから、話を聞くことができた。
Newcomerだからもあってか… とても熱く語ってくれた

OUTPOST Ubud Penestanan

(https://destinationoutpost.co/location/ubud-penestanan/)

元Roamホテルだった施設を利活用したコリビング施設。
全部で宿泊用に23部屋あり、屋上がコワーキングスペースとなっている。
屋上では月1回ディナーイベントを開催しているとか。
General ManagerのJesse (元消防士・ホテルと経歴がユニーク)によると、利用期間は、1週間、2週間、数ヶ月とあるが、1週間が多く、OTA経由での利用客が多い。
利用者は、コリビングメンバー 40%で1日90人程度とのこと。
大きな施設なりの悩みとして、10室以内ならコミュニティ重視でいけるが、それ以上はビジネスベースで考える必要ありという言葉が印象的だった。

外観
ルーフトップにコワーキングエリアがある
ルーフトップのコワーキングエリアを違うアングルから
奥にはFOCUS ZONE(集中ゾーン)
中庭。くつろいでいる人、仕事している人とコリビングな風景
1Fのキッチン。CHILL ROOMと題してあるのが良い
小綺麗でオシャレな宿泊スペース。

視察を終えて

弾丸ツアーでしたが、3日間で合計12ヵ所を巡ることができました。
それぞれが「空間作り」「コミュニティ」に関して特徴があり、また創設者たちから色々とお話を聞くことができたのは貴重な学びでした。場の運営や発展は、やはり「人」とりわけファウンダーの要素が一番濃いのだと改めて感じることが多かった。
ツアーをアレンジいただいた、Moeさん、Haren、伊藤さん、そしてご一緒した皆さまもまた多彩で素敵でした。今回また濃いつながりができました、ありがとうございました!
TeamPlaceでは、ユーザーが様々な場所を利用できるパス機能を拡充していき、世界中で誰もがどこでも豊かに働き生きられる社会を目指していきます。今回の旅は、コワーキングやコリビングの実際を知ることができて、とても貴重だった。
次はどこかな…とすでに考え始めてしまいます。

Breweryでみんなで乾杯


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