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教養としての「世界史」の読み方/本村 凌二 を読んで

私は歴史好きで、いろいろと歴史の本は読んできましたが、ただ何となく学ぶ「世界史」とこの『教養としての「世界史」』にはどんな違いがあるのだろうと思いました。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」であります。
歴史については、いろいろとニュースでも、アニメや漫画、映画、至る所に点在していて、外国の人や訪れた国の歴史などについて話す機会も今後あるのではと思い読み始めました。(なかなか引きこもりの社会不適合者には高いハードルですが…)

この本は、歴史を単なる過去の出来事としてではなく、現代と結びつけて理解することの重要性を説いています。
私は、どちらかというと歴史が好きで、世界史の大体の流れは理解しているつもりなので、歴史を振り返り、ある出来事が起こるきっかけやその出来事が及ぼす影響や周りの国々のリアクションなどが知れて、歴史を深く知れたような感覚になりました。

主な内容と視点

  1. 文明の発祥: 文明が大河の畔から発祥した理由を探る。

  2. ローマとの比較: 古代ローマと他の文明を比較し、共通点や相違点を明らかにする。

  3. 同時代史: 世界の異なる地域で同時に起こった出来事を比較する。

  4. 民族移動: 人々が大移動する理由とその影響を考察する。

  5. 宗教の役割: 宗教が歴史に与えた影響を探る。

  6. 共和政と日本: 共和政の概念を通じて日本と西洋の違いを理解する。

  7. 現代史としての歴史:過去の出来事が現代にどのように影響しているかを考える。

この本は、歴史を学ぶことで現代の問題を理解し、未来に活かすための知識を提供します。歴史に対する新しい視点を得たい方におすすめできます。
私は、散歩しながら、オーディオブックで聴きました。
ますます歴史が好きになりました。


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