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<感覚型、行動型、思考型> あの人がお金をばらまくワケ

以前の記事↓で、楽観派と慎重派の2類型の話を、簡単に説明しました。


今回は感覚型・行動型・思考型の3類型の話です。

ISA(イーサ)では統計学データから、1〜12までのタイプに気質を振り分けますが、タイプ1〜4までを「感覚型」、5〜8までを「行動型」、9〜12までを「思考型」と分類します。

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感覚型の特徴 1.2.3.4

意思決定の軸になるのは「感じ方」です。感情や感性、情緒的な面でとくに優れています。人にどう思われているか、という社会や周りの評価を重視しているため、周りとの協調性を維持しながら、常に受け身の姿勢で物事に対応していく、という特徴があります。フィーリングを大切にするので、対人関係は、「好き」か「嫌い」かどうかであり(なんとなくピンとくる、などの直感に左右される)、行動動機は「気が進むか、進まない」かとなります。中身は女性です。

組織内での役割は『調整役』です。とくにタイプ1に関して言うと、雰囲気が悪い、ということを大変嫌い、自己犠牲精神も強いため、クレームのお客様に対しては土下座も厭わないというスタンスです。実際にクレームに来たお客さまの気持ちを沈めるだけにとどまらず、その後ランチにまで出かけた、という話もありました。芸能人で言うとロンドンブーツの田村淳さんがタイプ1です。相方の闇営業問題の際の立ち回りはさすがの一言でした。他には麒麟の川島さんや、サンドイッチマンの富澤さん篠原莉乃さんなど。

行動型の特徴 5.6.7.8

意思決定の軸となるのは「(強烈な)意思、動き方」です。あれこれ考えるより、まずは動いてみる、という本能的な思考形態です。行動においてプロセスより結論を重要視します。心理的には人生に引きずられるよりも、人生を引きずっていく、という気概を持っていて、自分の可能性にチャレンジしていく。”強いものが勝つ”という競争原理が根底にあり、一歩でも前進するぞ、という心意気の持ち主です。中身は男性。(ちなみにわたしはこの行動型です。)

組織内での役割は『実行役』です。営業職で全国を飛び回ることも容易ですし、起業する方も多いです。綿密な計画を立てたり、資料と向き合うよりは、まず行動に移してみる。トライアンドエラーを繰り返すことで実績を積んでいきます。タイプ5はとくに海外に縁がある人が多く、芸能人で言うと渡辺直美さん、ゆりやんレトリィバァさん、大島優子さんなど。高校卒業後、たった2万円だけ持って上京したという、Youtuberのヒカキンさんも典型的なパターンと言えます。また、先日宇宙へ飛び出した前澤友作さんもこの行動型グループです。(この方がお金をばら撒くのにも、統計学的にきちんと理由があります。それはまた別の記事で。)

思考型の特徴 9.10.11.12

意思決定の軸となるのは「考え方」の筋道です。自分の考え方を軸として、感じ方や行動を計算します。思考型の人間は理論的帰結を重視するため、感じ方も動き方も、その補足材料の一部に過ぎません。目標に対して、筋道だった見通しを立て、感覚型の「なんとなく」や、行動型の「とりあえず」のような、その場限りのやり方を良しとしません。自分の生理性と心理性をうまく調整しながら、長い人生の物語を創り上げていく。マラソン的なペースで、日常の出来事に向き合います。

組織内での役割は「計画・監督役」です。何かを始める際には確かな方向性を具体的に描き、資料を読み込み、あらゆることを「想定内」にしておく。実際の行動に移すまで、頭の中で何度もシミュレーションを繰り返します。納得できないことは実行でず、決断するときは全ての計算が完了したときとなります。少し古いですがホリエモンの『想定内』というワードはまさに思考型人間の口から出る言葉です。変わり者も多く、芸能人では明石家さんまさん、所ジョージさん、タモリさん、木梨憲武さん、ウド鈴木さん、作家業もされるピースの又吉さんも思考型です。


タイプ1〜12のそれぞれの特徴については、また詳細に書いていく予定です。お付き合いください。

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