嗚呼、将来 Part 2
こんなにも早くpart2を書くことになるとは思わなかった。part1を書いてから一カ月もたってないのに、part2を書いているだなんてね。
大学で何をやりたいのか
前にも書いた気がするけれども、私は大学で最終的には移民政策を主として、社会政策について考えていきたいと考えている。だけれども、社会政策は、様々な学問、例えば哲学、倫理学、経済学、政治学、社会学、法学などの様々な学問が重層的に重なり合って生まれるものであって、素人がいきなり、なんの背景も知らずに、社会政策を考えることなんて、無理に等し言い訳だ。現に、社会政策に関するコースは大学院に行くと沢山あるけれども、学部にはない。言い換えれば、社会政策をやりたいなら、学部で専門的な知識をどの分野でもいいからつけてから、大学院に来いよという話なのである。
だから、私は、もう少し何を大学学部でやりたいのかを掘り下げなくてはいけないというわけだ。
学部で何をやりたいのか
移民政策という国際性、そして、社会政策という政治が生み出すものということを考えると、私は国際関係論と政治をやりたいんだろうなと思う。経済あっての政治なのか、政治あっての経済なのかは議論が分かれるところだけれども、私自身、政治は物事の根幹をなす部分だとは考えている。国家によって、異なるイデオロギーが存在する中で、どのように国家間が協調していくのかということに興味がある。
考えている学部
・UCL Social Sciences with Data Science BSc
社会科学とあるように、経済、政治、社会学と社会科学一般を学ぶことができるのは良い。反対に、専門性が絞られにくいので、自分で絞り込むしかない。
データサイエンスができるのもよい。高校時代にPythonで散々な目にあったことがあるため、あんまり気乗りはしないけれども、卒論を書くときにそこら辺の知識がないと困る題材を将来の私は選びそうな気がする。
・UCL Politics and International Relations BSc
良い。社会政策に関連する科目もあり、安全保障の概念もあり、政治学の概念もありでいいなと思う。若干、事例ごとに学んでいる感じもある(難民とはとか)ため、自分自身で理論の部分を追加で学ぶ必要もあるかもしれない。また、データサイエンスの授業を学科を超えて受けることができることも魅力的である。
なんで、この学科を考えなかったんだろうと考えたときに、私が知っている先輩がこの学科に落ちたからだということに気が付いた。私よりも何十倍とできる、すごい先輩なのに、落ちたということは、私は無理だなと勝手に思ってたのかもしれない。
・LSE International Social and Public Policy BSc
これもまた面白い。学部のころから社会政策について学べるものでありながらも、政治、経済といったものにも触れることができる。専攻外で受けることができる授業も多いため、面白そう。
・LSE Geography BA
社会を地理学的な視点から考察するとどうなのかという話である。結構、フィールドよりな気はする。加えて、外国語を一つ履修しないといけないのは、英語が母国語ですらない私には厳しいものがある。
・LSE Politics and International Relations BSc
これもUCLと似たり寄ったりだけれども、UCLに比べて、理論よりな感覚がある。各国家における政策、国際機関における政策の分析ができる点は、興味深い。
タイムリミット
こうやって考え続けることも必要だけれども、実際は今年の10月までには自分の専攻を決めなくてはいけないため、時間はない。私の場合、UCLのSocial Sciences with Data Scienceは求められる成績さえとれば、合格が保証されているため、これをベースにして、UCLから一つ、LSEからもう一つ受けようかと思う。それに加えて、personal statementに含める学術論文を含めると、結構時間はぎりぎりな気がする。
まだファウンデーションコースに進学していないのに、学部のことまで考えないといけないだなんてと思うかもしれないけれども、考えなくてはいけないのである。
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