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つまみの話 サイゼの赤ワイン編

チータラ食いながらチューハイ飲んでるドワーフです。
ドワーフVtuber軍団、ドワーフブロスの飯酒盃ゴーゼだよ。

酒とつまみの関係について考える事ってあるよね。
ウチには美味いつまみを作れるドワーフもいる。助かるね。
https://youtu.be/6fXQIXnq_zw?si=cdaOuEQD5w-Uz7il

つまみってのは肴(さかな)=酒菜なんて呼ぶこともあって、酒に合わせるのにいい食べ物としてずいぶんと昔から語られているね。

酒とつまみは「ペアリング」って言葉が使われる事がある。
つまるところ相性の良いモンを一緒に摂る事で幸せ度合いが上がっちまう、みたいな事だよ。
有名なのでは肉と赤ワインだね。
これは肉の脂、味の濃い旨味を、酸味と渋味の強い赤ワインを飲む事で口の中をさっぱりリセットでき、さらに赤ワインの深い味わいを楽しめる。
そしてさっぱりした口の中にもう一度肉を入れちまうと、しつこさを感じずにもう一度あの旨味を楽しめる…という無限コンビなワケだ。

で、今日俺が何を言いたかって、安く簡単にペアリングの面白さを皆に体感して欲しいって事だ。
今日はこいつを紹介する。

サイゼリヤの赤ワインとアロスティチーニ

こいつは500円で体験できるビギナー用ペアリングにして、最高のペアリングでもある。
アロスティチーニってのは羊肉の串焼きで、サイゼでは独特なクソうめぇやみつきスパイスって奴がついてくる。
串は2本だからお試しにちょうどいい。
サイゼリヤってのは酒飲みにとっては頭のおかしい女神のような存在だからグラスワインがまさかの100円で飲める。
イカれてんのか?ありがとう。

まずは最初に1口、赤ワインを飲もう。
ワインなんて高くてなんぼ、熟成させてなんぼ、なんて風に皆は思っているかもしれねぇが、こいつはとんでもない。
素人も玄人も楽しめる、ちょうどいい甘口の赤ワインだ。
ぶどう酒と言えばやっぱ酸味と渋味なんだが、そちらも楽しめる。
その余韻を持たせつつ、羊の串をまずはスパイスなしでかっ食らおう。

野性だ。

俺は、私は、狩りをして生きてきたんだぞ、と本能が吠える。
ドワーフだってエルフだって人(じん)だって生命を頂いて生きてきた。
赤ワインをここでもう1口。

文明だ。

我々は「醸造」という文明を手に入れた種族であり「ペアリング」という文化まで持っちまった。
ここからは簡単だ。
野生の本能と理性の文明を楽しむ次の一手、気づいちまってるよな。
やみつきスパイスの登場だ。
こいつは見た目程味は濃くない。
色は夕日のように美しいが、特段辛くもない。
しかしながらサイゼリヤのイタリアン感からは想像出来ないエスニックな香りがキマってやがる。
ギリインドだろこれ。
で、この合法ハーブを羊チャンに好きな様にぶちまけてくれ!!
少しでもいいし、最初からドッサリでもいい。
心のままにね。
俺はつまんでサラサラ〜🤏ってする。
そして食ってみろ。

魔法だ。

俺達は魔法使いだったんだ。
ドワーフは魔法を使えない事で有名だが、こんな俺にも魔法が使えちまった。
肉に、もう一度、生命を宿しちまった。
禁忌とも言える大魔法を使っちまった後はポーションまたの名を赤ワインを流し込んでくれ。

『生き返る』
とは、これが事だ。

後は自分のペースでゆっくり楽しんでくれ。
他の料理を頼むもよし、マグナムワインを頼んで豪遊するもよし。

最初の1口が最高なら、何したって大丈夫。

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