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最新 医療介護 週間ニュースランキング(7/16~7/22)

はじめに

医療介護データ研究所の まじめな所長 です。

先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。

先週の振り返りにぜひ活用ください。

第5位 第7波、無症状からの感染も多数 452imp

第7波で急拡大を続ける新型コロナウイルスですが、無症状で感染を広げてしまうケースが多々見られるそうです。

感染対策を行っている介護施設、病院でもクラスターが次々に発生しています。

1人でも陽性者がでれば、無症状者も含めてPCR検査を行い、早期発見と隔離に努める必要がありそうです。

第4位 介護施設職員の4回目接種 厚労相、早急に検討 481imp

コロナワクチンの4回目接種について、先週時点では、60歳以上の方と重症化リスクの高い方に限定されていました。

厚労相から介護施設職員にも優先接種をさせる意向が示されていましたが、実際に、医療従事者や高齢者施設勤務者は優先接種の対象となりました。

自己判断となりますが、業界関係者の4回目接種が進みそうです。

第3位 薬学生の実態 1000万円以上の奨学金を抱えている 1,896imp

先日、厚労省からの提言を受けて、薬学部の新設を原則しない方針を文部科学省が示しました。

この検討の基になった資料では、薬学生の実態を示す様々なデータが公表されました。

中でも印象的だったのは、奨学金に関するデータです。薬学部には相応のお金がかかりますので、薬学生の中には多額の奨学金を背負う方も少なくないようです。

これから薬剤師過剰時代に突入していきます。就職先不足に陥らないよう、対策が必要となっています。

第2位 訪問看護データ 1人あたり訪問回数は月60~70回 2,558imp

第8期医療計画の検討にあたり、様々なワーキンググループが立ち上がり、現在の医療介護の現状について整理が行われています。

第4回在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループでは、訪問看護に関するデータが公開されました。

データによると、訪問看護における看護師1人あたり訪問件数は60~70回とのこと。月20営業日とすると、1日3~3.5回くらいの訪問件数です。

この件数に対して、「これでは全く稼げない!」という声や、「少ない事業所も踏まえたうえで、この件数なら、稼げている事業だ!」という声など、様々な声を頂きました。

訪問看護単体で事業を行っているところもあれば、病院やクリニックが付随サービスの1つとして提供しているところもあります。

あくまで平均としてとらえたうえで、自身の事業所の訪問件数と比較して見てはいかがでしょうか。

第1位 訪問看護データ 利用者の傷病分類別の内訳とは? 2,761imp

第1位も同じく、訪問看護のデータに関するものでした。

要介護の利用者においては、循環器系の疾患で利用している人が最も多く、次いで、筋骨格系の疾患と続きました。

医療保険の方では、精神及び行動の障害を理由に訪問看護を使っている人が想像以上に多かったことが意外でした。

このほかにも、在宅医療に関する面白いデータが多数掲載されています。

ぜひ、第4回在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループを見てみてはいかがでしょうか。

先週の注目クイズ 639imp

解答はこちら!

おわりに

今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(7/16~7/22)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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