最新 医療介護 週間ニュースランキング(7/2~7/8)
はじめに
医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。
先週の振り返りにぜひ活用ください。
第5位 コロナ再拡大 第7波の可能性 291imp
今週はコロナ再拡大が話題になりました。
減少傾向から、1度でも、増加傾向に変わるとそのまま新規感染者数が増え続け、新しい波がやってきました。
このまま第7波に突入していくことも考えられます。
厚労省から、高齢者施設の医療提供体制の強化についてアナウンスがありましたが、私たち一人一人も改めて気を引き締めていく必要があります。
第4位 ロボット導入の効果検証 生産性向上は実現できるか 432imp
見守り機器や介護ロボット、介護助手などの導入による「介護現場の生産性向上」を拡大していくことに期待が集まっています。
今後、20~40程度の介護保険施設等において、見守り機器や介護ロボット、介護助手などの導入による効果を測定する調査研究を行っていく方針とのことです。
介護ロボットや介護助手の導入による生産性の向上は、次回介護報酬改定でも確実にテーマの一つになる事項です。調査研究の結果に注目です。
第3位 看護師賃上げ 対象病院の97.5%が実施 435imp
病院経営動向調査(2022年6月調査)が福祉医療機構から公表されました。
病院経営動向調査は、病院と医療法人の経営状況に関する定期的な把握および調査結果の公表による医療政策の適切な運営に寄与することを目的として、年に4回(6月・9月・12月・3月)に調査されています。
今回の調査では、看護師の処遇改善補助金の利用状況についての調査結果が公表されました。対象病院の97.5%が賃上げを行い、補助金を利用したということで高い利用率となりました。
看護師の処遇改善補助金は、地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関が対象のもので、いわゆる大病院が主な対象となっています。
第2位 病院経営動向 コロナ回復基調から停滞へ 1,259imp
第2位も病院経営動向調査(2022年6月調査)がランクインしました。
医業収益はコロナで落ち込んだ2020年6月以降、回復基調が続いていましたが、今回の調査では、停滞か減少している様子が示されました。
下がっていた状態から回復し、平常運転に近い状態に戻ったと考えることもできそうです。
費用の面では、物価高の影響を受けていることも示されました。
医業費用が5%以上増加する見込の病院は53.9%あり、過半数の病院で物価高の影響を受けています。病院の利益率は10%に満たない水準ですので、医業費用が5%以上も増加すると大打撃です。
国による物価高対策も期待されます。
第1位 物価高騰 厚労相、医療機関や介護施設の支援を検討 1,802imp
物価高騰に伴う支援に関する話題が1位となりました。
ただし、「追加的な支援策を実際に行うかどうかの言及は避けた。このまま静観していくつもりではないか、との懸念の声も噴出しそうだ。」とのことで、まだ具体的な政策が示されているわけではありません。
収入が公定価格で固定されている医療機関や介護施設にとって、物価高騰は死活問題です。
確実に、物価高騰に伴う支援を実現していただきたいと覆います。
先週の注目クイズ 674imp
解答はこちら!
Twitterでは、毎朝30秒で学べるクイズを出しています。
ぜひ挑戦して、医療介護について学んでみてはいかがでしょうか。
おわりに
今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(7/2~7/8)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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