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打ち上げで、何話そう

1年近く走ったプロジェクトの、クライアントとの打ち上げに行ってきた。色々な問題が重なった案件だけど、総論ポジティブな感じで、ひと安心している。(自分はPMではなかったので気楽だけど、PMのNさんはもっと安心しているだろう)

ところで、比較的フォーマルな受発注関係にあるメンツでの飲み会は、少し距離が遠くなりやすい。契約とか関係なく完全フラットに近いチームも少なくないだろうけど、大きい会社は組織の縦の関係もあるし、人数が増えると余計に、距離を詰めにくい。

気を抜いたら本当に当たり障りのない雑談で2時間過ぎてしまう。それはもったいないので、せっかくの共通体験をもう一度掘り起こして、「打ち上げ」の場でしかできない関係の詰め方をしたい。

たとえば敢えて、「プロジェクトのハイライトはなんでしたか」と聞いてみる。すると即座に一番触りたくない痛い話が出てくることもある(笑)。ただ、深津貴之(fladdict)さんの記事にもあったように、辛い記憶をネタにして、笑い話で流してしまうほうが、ヘルシーかもしれない。つらいことはあっても、一緒に乗り越えてきて、今があるのだから。

今回は「いまとなっては、よかったことしか思い出さない」と言ってもらえたから、数多くの謝らないといけないことは置いておいて、頑張ってよかったなという気持ちになる。そんな言葉を引き出すには、少しの勇気とたくさんの感謝をもって、「どうでしたか」と問いかけなきゃいけない。

プロジェクトを終えたことで、チームがもう一歩先に進むような、そんな打ち上げができたらいい。

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