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名刺は最強のツールだけど

皆さんはご自身の名刺はお持ちでしょうか?

お仕事をする上で、名刺というのは先方に自分を知っていただくツールとしては最強ですよね。紙媒体で超アナログだけれども、たまに見かける電子版の名刺サイトは意外なほど活用されていないようですし、初対面の方にいきなり自分の紹介をしているLP(ランディングページ:1ページで完結する紹介ページ)を見せてもこれはかなりウザイし断りづらいし面倒くさい奴になってしまいます。そうなるとやはり、紙媒体の名刺は最強です。

でも、ここでちょっと考えていただきたいのです。当たり前のように渡したり渡されたりしている名刺ですが、そこに記載されている情報にどのくらいの確率でアクセスされているでしょうか?正直なところ、電話番号くらいしか参考にされないのではないでしょうか?

今回私は引っ越しをしたこともあって、住所や連絡先を変える必要に迫られ、名刺を新しくすることになったのですが、デザインを考えているうちに、コレって本当に記載する必要があるのかしら?感じてしまう情報がいくつもありまして、これまで当たり前に記載していた情報を再考することとなりました。

まず絶対的に必要なものは何か?を考えました。それがコチラ。

「会社名」もしくは「屋号」(ロゴがあればロゴも)

→コレは絶対的に大事で、もしかしたら本名よりも大事かもしれない部分です。名刺をもらった方は、アナタの事を後で調べようとしたときにするアクションとして、名刺に書いてあるホームページをわざわざ打ち込んだりするような面倒くさいことをするわけはなく、「会社名」もしくは「屋号」で検索するでしょうから、カッコ良さよりもわかりやすさ、読みやすさを重視して記載しましょう。

「肩書き」

→「肩書き」は、「会社名」もしくは「屋号」の次に大事です。コレで何屋さんだったのかがわかるので、どんなにカッコ良くても何屋さんかわからないような「肩書き」はやめましょう。

「本名」

→コレは「会社名」もしくは「屋号」、そして「肩書き」の次に大事です。依頼される時の担当者となるわけですから。

「郵便番号」&「住所」

→これは実際にお仕事が発生した後、請求書などをいただく時に必要ですね。忘れがちなのは郵便番号。意外に多いんですよね。発注意欲がかなり萎えるので要注意です。

「固定電話番号」&「携帯電話番号」

→普段使いが携帯だったとしても、「固定電話番号」は必ず欲しいところ。信用度が全く違います。「携帯電話番号」だけだと令和の現在でもやはり怪しさ満載なんですよね。形だけだとしても「固定電話番号」は設置しておきましょう。

「パソコンメールアドレス」&「携帯メールアドレス」

→お仕事だとどうしてもやり取りするデータ容量が大きい場合が多いので、ダウンロードに繋げられる「パソコンメールアドレス」は必須でしょう。でもだからといって「携帯メールアドレス」ももちろん記載しておいた方が良くて、「パソコンメールアドレス」に送るほどの事ではない程度の質問などは、「携帯メールアドレス」の方が即時性もあって便利です。

そして今回、再考すべきと感じたのはコチラ。

「業務内容」

→いろいろと伝えたいがためにどうしても大言壮語的な記述になってしまいます。細かいお仕事も取ってゆきたいという気持ちから、あまり得意ではないけれど、なんとか受注できます…程度のものは、思い切って削除してしまいましょう。自身の無い技術で受注できたとしても、それは評価には繋がらず、逆効果の場合の方が多いです。

「ホームページ」

→よくアドレスを記載している方がいらっしゃいますが、果たしてどのくらいの方々がソレをわざわざ打ち込んでいるでしょうか?そこまで面倒くさいことをするでしょうか?ほとんどの方は「会社名」もしくは「屋号」で検索をかけてしまうのではないでしょうか?そう考えると、アドレス表示は何の意味も持たないのではないか?という結論になり、じゃあどうすれば良いのか?QRコードにしてスマホで読み取ってワンプッシュで表示されたらわかりやすいよね…となりました。

「YouTubeアカウントアドレス」

→「ホームページ」と同じで、わざわざ打ち込んで視聴する方はいらっしゃらないでしょう。だって面倒くさいから。そこまで視聴したくてしょうがない!ってコンテンツでもないでしょうしね。だとしたらやっぱりアクションを少なく簡単にしなくてはならないので、QRコードにしてスマホで読み取ってワンプッシュ…となりました。

あとは名刺の表裏を上手に使って、表面には必要最低限の情報のみ。詳細を裏に配置しましょう。

私の場合は、表に「会社名」もしくは「屋号」、「肩書き」、「本名」、「郵便番号」&「住所」、「パソコンメールアドレス」&「携帯メールアドレス」、裏には「業務内容」、「ホームページ」の簡単な説明とQRコード、「YouTube」の簡単な説明とQRコードを記載することになりました。

名刺っていろいろ記載してあると迫力はあるけれど、思っているほど先方さんは読んでくださらないので、できるだけ情報量を少なくして、わかりやすく手軽に必要な情報だけを伝えられるようにこころがけましょう。

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