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コラム・エッセイ

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メインコンテンツのコラム・エッセイ集!通勤通学のお供にどうぞ!
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#仕事について話そう

オマエは仕事を選ぶのか?

メンバーシップ記事、少しずつですが、人数が増えてきているので嬉しいです。最近はnote記事を読む方が激減しているらしく、一昔前にくらべると、かなり様子が変わってしまいました。 一時期はnoteのライターとして有名だった方も、いまや記事を書いても30個前後の「スキ」しかつかず、読まずに「スキ」を押す方も多いでしょうから、一世を風靡したほどのライターさんでも、なかなか厳しいnoteライフとなっているようです。 しかしそんな中でも、少しずつでも増えてくださっているのは光栄な話で

犯罪も表現を変えれば許されてしまう世の中

「いじめ」や「セクハラ」「パワハラ」などが問題視されつつも、実際に生活をしている中で、そういうものが糾弾されているかというと、実はそうではないですね。 実社会ではけっきょく「臭いモノには蓋」がごく普通にまかり通っています。 私はお仕事でいろんな現場を見てきましたが、弱い立場の方々に対して、行政が、そして世間が本当の意味で手を差し伸べている所を見たことがありません。基本泣き寝入りがほとんどです。それが一時的にどれだけ話題になろうとも、時が過ぎれば沈静化して元通り。 つまり

取材に行ってきました

先週約1週間ほど、奈良に行ってまいりました。 今年は奈良での活動をもっともっと増やしていきたいという想いもあって、今回は帰郷と取材とを兼ねたものとなりました。

12年ぶりの再会

現在の私は名古屋在住なのですが、毎月1週間ほど奈良の実家に足を運ぶようにしているので、今週いっぱいは奈良に滞在です。 というのも両親がもう高齢なので、いずれ介護の話しも出てくるでしょうし、私が一昨年に心臓の病気をして、その翌年には難病発覚したこともあり、いままでどおりの仕事のスタイルで継続できるかどうか?という不安も重なって、年内には名古屋と奈良の2拠点で半々の生活にまでもっていき、最終的には基本奈良で活動をし、名古屋には必要のある時だけ足を運ぶようにしたいなと思っていると

ついに効率化合理化の時代は終わるようです

私のnoteではもう数年前から「『効率化』『合理化』、それらはAIの得意分野なので、いずれ淘汰されますよ。差別化を図るなら、他人とは違った要素を積極的に取り入れるよう心がけましょう。」というようなことを述べてきましたが、皆さま覚えていらっしゃいますでしょうか? なぜ冒頭にこんな話しをしたかというと、昨年あたりから徐々に「〇〇ブーム」が起こりだし、今年に入ってからその勢いがかなり増しているからなんです。さあ、それは何のブームなんでしょうか? 今回はそんなお話しです。

「お金の稼ぎ方」で多くの人が間違えていること

私は映像作家として活動をしておりますが、単に映像制作を受注しているだけではなく、請け負った案件を制作する際に撮影や映像編集、ナレーションなどを外部にお願いすることも多々あります。 なので、制作会社やモデル事務所、個人事業のフリーランスのクリエイターさんからはパンフレットや営業メールが毎日のように送られてきます。 でも、営業メールを送ってくるフリーランスのクリエイターさんの中には、依頼するには技術的な部分で足りていない方も多くて、お断りせざる得ないことも実はけっこうあります

私の自己紹介と活動報告を

noteを始めて6年。いまさらですが、以前の自己紹介記事の内容が古くなってしまったので、加筆修正しつつ、もう一度自己紹介と活動報告をさせていただきたいと思います。

発注する時にクリエイターの「何」をチェックするか?

この記事を読もうと思った方、プロアマ問わず、何かしらの創作活動をされていらっしゃる方、もしくは副業をされていらっしゃる方だと思います。そして、クラウドワークスやランサーズに登録などをして、クライアント探しをされていたりするのではないでしょうか? 私はフリーランスのクリエイターでありながらも、発注する側の立場になることも多々あるので、発注側がどういう点に注目をして発注するのか、そして注目されるには何をどうすれば良いのか?を今回はお話ししようと思います。

助け合いの気持ちは時おり牙を剥く

皆さんは「人助け」とか「助け合い」とか「ボランティア」という言葉に対して、どういう印象をお持ちでしょうか? どれも美しい言葉ではあるのですが、その定義というか基準はその時代によってずいぶん違ったりします。 一昔前は災害等があると、ボランティアがすぐに現地に入ったり支援物資を持った人たちが列をなしたりしていましたが、そういう方々が現地でいろいろと問題を起こしたりするようなことも多発したりして、最近の「能登半島地震」では、災害直後の民間のボランティアや支援物資を持って現地に入

勤務期間外での上司と部下の呑みの席は必要か?

「ちょっと呑みにでも行こうか」 上司や先輩ににこう言われたら、アナタならどうしますか?最近は仕事の延長と考える方が増えて、断るケースが多いと聞きます。断られてしまったら上司や先輩側も、あまりしつこくするとアルハラだとか言われてしまうので、それ以上は何も言えなくなってしまいます。 私には、どうもこれがもったいなく思えて仕方ありません。 実は私も、上司や先輩との呑みの席は好きではありません。というか、どちらかというと嫌いです。酒に呑まれて馬鹿騒ぎをした経験もほとんど無いです

今昔物語~グルメ番組篇~

皆さんよくご存じのグルメ番組。私もいくつかの局で携わっていた時期がありました。 一言で「グルメ番組」と言っても、その制作方法は昔と現在とでは随分違います。私としては昔のようなシステムに戻って欲しいのですが、なかなか難しいようです。 では、昔と現在とでは何がどう違うのでしょうか?

プロとしてフリーランスとして、そしてクリエイターとして大事なこと

いくつか前の記事「アンタ、血は大丈夫?」では映像制作のお仕事の中でも、ちょっと特殊な「手術の撮影」について語らせていただきましたが、今回は手術の撮影ではなく、映像編集のお話しをさせていただこうかなと思います。 もう数年前のお話しになるのですが、某科の権威と言われるほど有名なお医者さまが、学会での発表時に補足をするために使用する映像コンテンツを作りたいという依頼がありました。

アンタ、血は大丈夫?

皆さんは手術を間近でご覧になったことはございますでしょうか? 実際に手術をしたとか、身内が…などはあると思うのですが、医療関係者でない限り、実際の手術の現場に立ち会ったりすることはまず無いのではないでしょうか。 私は映像業界に身を置いてからもう30年以上経ちます。一般的なお仕事としては、企業様の映像コンテンツやテレビ番組、イベントなどの記録ビデオがメインなのですが、クライアント様の中には医療関係の方も多くいらっしゃいまして、病院案内のようなコンテンツや学会で発表する時に使

「無駄」と「無意味」の価値について

私は皆さんご存じのとおり映像屋です。元々はカメラマンでしたが、その後音声や照明の技術、編集やディレクションの技術なども身に付け、現在は映像制作全ての作業を自分一人で行っております。 その中でこのnoteに通じる作業としては構成台本とナレーション原稿があります(細かく説明すると他にもありますが)。構成台本はスタッフが読み、ナレーション原稿は監督とナレーターさんが読むことになります。どちらも文字表記で画面に登場するわけではないのですが、私にはちょっと「こだわり」があるんです。