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2023年4月の記事一覧
一口エッセイ:江戸川乱歩と美少女キャラクターに恋する異常者
友人が京極夏彦にハマり始めたというので、つられて僕も『姑獲鳥の夏』と『魍魎の匣』を読み返しました。
学生時代の僕がどれだけ京極夏彦から、特に『魍魎の匣』に影響されてしまったかを語るにはせいぜい3000文字程度のスペースでは短すぎるので、今回は泣く泣く割愛します。中高生だったにゃるら少年の読書のおともは、ラヴ・クラフト、京極夏彦、小林泰三でした。
魍魎の匣を読み、アトラク=ナクアをプレイし、完
一口エッセイ:衝撃!ローゼンメイデン
子供の頃、僕が住んでいた沖縄ではいっさい深夜アニメが放送されないアニメーション不毛の地であった。そのぶんニチアサに大ハマリすることとなり、オタクとしての基盤ががっしり形成されたのは幸運なことでもありますが。
そのうえ、僕は登校するよりもサボって家に居る日数の方が多いタイプの小学生であったので、とにかく家で時間を浪費するためのアニメやゲームを欲した。が、そう簡単に一本数千円のゲームを買ってやるこ
にゃるらが良いと思った曲2023年3月
↑先月の。
今月は、僕も2曲作詞を担当しているので聴きなさい。
・MC8( Tongpoo)/坂本龍一 3月でなくギリギリ4月のことですが、坂本龍一が亡くなりました。
とにかくもう、こういったときには、ファンとして好きなアーティストの曲のなにがいいかを語るしか無いと思うので、TONGPOOのことを書きます。
坂本龍一の場合、男優としても素晴らしかったので、そのことも我慢できずに書き散らし
一口エッセイ:何気ないネットの文章の自然体な魅力
何度か書いていますが、僕はやはりテキストサイトが好きで育った人間なのだ。時代としてはズレていたものの、だからこそすでに廃れ始めてきたテキスト群の繁栄と衰退を遡るのが好きだった。なので、Twitterにはこうして毎日黒背景に白文字びっしりのテキストを投稿することで、その文化の火を僅かでも残そうとしているのです。
その時期の影響が強いからか、僕は素人がネットにそっと投稿する文章に拘りがある。商業の
一口エッセイ:TikTokと超てんちゃん
TikTokを開いてみたのです。
新曲『INTERNET YAMERO』が流行していると噂でしたから。前作からたくさんの方に歌ったり踊ったりしてもらいましたが、今回はもっと急速に流行っているらしい。当事者であるものの対岸のことすぎて何も実感が湧かない。向こう岸にはたしかに文化があるのだから、それを知るためにはフィールドワークあるのみでしょう。
というわけで早速インストールしてみました。
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