アートの渦中にいる人達と対話できる場に行ってみた
※「Threads」で、独り言をつぶやいていたら、フォロワーさんが増えてしまい恐くなったので、あちらで書いた内容を「note」に移行しようと思います。.
私が参加しているアートコミュニティ
2度目のリアルイベントへ。毎回、行くまでが緊張します!
「ART TRAVELER」公式HP
https://art-traveler.jp/
「ART TRAVELER Community」Instagram※非公開
https://www.instagram.com/arttraveler.jp/
Instagramにて、非公開アカウントにメンバーが参加して学びを得ているコミュニティになります。
試験的な運用を6月~8月までしていて、10月から本格的に始動するそうです。
私自身、忙しすぎてあまり参加できてないんですが、出来れば現地に行けるイベントに参加したくて7月、8月と参加しました。
オンラインでも勉強会をしています。
もともとは、鑑賞とアーティストから作品説明を聞く、というのがメインだったようですが、大人の参加者…とくにアーティストの方が多いので、ビジネスも絡めたお話が好評だったのだそうです。
それで、8月は「アート×ビジネス」になりました。
9月に新規メンバー募集するそうなので、もしご興味があれば私を通してでも。1回参加するだけでもすごく勉強になるし、何しろ毎回のゲストが全員すごい人達ばかりなんです…!(具体的に言えないけど)
お話を聞くだけじゃなく、普通にお話も出来るので2回ともめちゃめちゃ緊張しましたが💦
SNSでは、「アーティスト」「ギャラリー主」の人たちが気難しく他社を排除するような言動が多く、ちょっと怖いなという印象でした。
しかし、こちらの会に参加する「アーティスト」「アートコレクター」「ギャラリー主」「アートイベント主催者」の皆様はとても優しく、私のような「知識ゼロだけど見るだけで楽しい」レベルの人にまで「それでいいんですよ、自分のできる範囲で楽しみましょう」と言ってくれました。
(これが一人じゃないという!)
「ART side & BUSINESS side」に参加した8月
8/23の夜、目黒駅から歩いて10分程。
EVERANDART(エバランダート)にて
今日はアートビジネスがテーマでした。
そして、割と少人数だったので話が聞きやすかったです。
片岡 奨さん(Embedded Blue Inc.代表/プロデューサー)
もともと金融系の会社員だったところ、アート企画・調査をすることになってからアーティストが相応の利益をもたらされていないことを問題視したそう。その後、「アートとビジネスの架け橋」となるべく渋谷の街をジャックする「SHIBUYA IN PROGRESS」をプロデュースしたり、今回の会場でもある「EVERANDART」をOPENさせたとのこと。
「アート×ビジネス」さらに「地域」と掛け合わせもしているそう。
アートの事が分かるビジネスマン、ビジネスが分かるアーティストがいないことが課題だとも仰っていました。
にいみひろきさん(現代美術家)
美大卒業後、広告関係の会社に就職しアートディレクターとして広告・音楽・ファッションなどの「商業美術」に携わっていたそうです。
何か月もかけて徹夜して作った作品(広告)が1週間ほどで廃棄されてしまうことに疑問を感じ、これを再利用していくアートを生み出したとか。
企業の会社員からアーティストになったことで、きちんとビジネスとしても成立するアーティスト活動をされているんだそう。
ものを作る以外のところは、他の人に任せてチームで活動しているんだそうです。このメンバー選びで、好転するか失敗するかが決まるという…。
アート業界の闇みたいな話も聞かせていただきました。
(今回、内容のSNS公表がNGなので内緒です)
ハンドメイドも似てるな、と少し思いました。
あ、前に私がnoteに書いた話だ、って。
こちら→ ハンドメイド業界が成長しない理由。(2022年掲載)
同業者同士で足を引っ張りあってたら成長せずにずっと地の底なんですよね。
みんなで高めあえたら良いのにね、って。
だから、目隠し手探りで手を引いてくれた相手が悪意のある者であることもあるという。
アート界隈は、もっと奥深いしフィールドが大きいから規模感はぜんぜん違うけど…。
ハンドメイド界隈はまだ比較的新しいものだし、もっと成長出来たら良い二になって思います。
EVERANDARTで開催中だった個展でもお話を聞くことができた
尾潟糧天さん
ギャラリーで今やってる展示も、作家さんから直接色々聞けて面白かったです。
「海」というものを、科学の方面から波の作られ方などを研究したり、上から俯瞰で見たり、自らの手でスケッチしたり、抽象的に表現したり。
絵画をメインに、テクノロジーを駆使したデジタルに落とし込んだりと多角的に海を表現している方。
作品を見ただけの時と、説明を聞いたあとに見た時でだいぶ印象が変わりますね…楽しい。
参加して改めて思う、「実際に会う」「場所に行く」の重要性
やっぱり直接に「会う」「見る」「聞く」って大事。「距離感」って言うんですかね。
アート勉強会、事前に登壇者の情報はいただいていたんだけど後で頭に残らないくらい軽い情報しか、実は入ってなかったんですね。
(主催者さまに申し訳ないのですが)
でも、お会いして、お話を聞いて…
帰り道、現代アートの扱われ方・彼らの過去作のこと・どう仕事しているか…等に俄然興味が湧いて読み漁りました。
翌日には、登壇者の過去のインタビュー映像を検索して流しながら仕事しています
登壇者の方だけじゃなくて、隣にたまたま座った方々の、アート作品ことだったり、進行中のアート施設の計画だったり、新しくこんな活動をするんだって話を聞いて、その人たちのインスタも見漁りました👀
だから、私も人と関係を築くのは苦手だけど伝えたいことがあるから、今後も色々なところに行っては直接伝えて行こうって思いました。元気なうちに。
ちょっと背伸びして、違う所にいる人と関わる重要性
いつも同じポジションにいる人達と関わっているのは、楽だし緊張感がなくて心地良いんですよね。
でも、私はこれは「停滞」とも思っていて…。
私が好奇心旺盛なのもあるので、停滞していたら悪いという事ではないんです。
それにもちろん、その人達を大事にし続けることは重要だということは大前提で!
自分のいる所から、ちょっと背伸びしたり
自分のいる道から、半歩はみ出してみたり
そうすることは、吐きそうなほど緊張するしすごくすごく勇気がいることなんですけど…
でも、昔から人見知りの私が、これを時々やっていて「やめておけばよかった」となったことは無いんです。プラスになることばかり。
なんなら、それまで見ていたものの解像度が上がるような。
SNSで何となく目にしていた話題も、「あ、これと繋がっているんだ」と気付けることが増えます。
更には、「背伸びしたり半歩はみ出して得たものを、自分のところに持ち帰る」が良いなって私は思ってます。
背伸びした先に自分がワープするのは、さすがに無理で。
持ち帰って、大事に愛でる・しっくりと自分のものになるようにするのが良いなと。
しかし、INFJの私は
色んな人と話してワクワクし、もっとお話を聞きたい!と思ったものの、駅への帰り道では1人になりた過ぎて我慢ならず。
駅への一本道だというのに「私、こっちに用があって!」とちょっと遠回りしてまではぐれた私、INFJ…。