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【読書記録】人生がうまくいく哲学的思考術

Irokaです。
最近またいいペースで読書ができています。

毎日のように英語の勉強しているのですが、
英語の教材の後、日本語の活字を見ると嬉しくて興奮高揚するんですよね。

英文よりももっと正確に、瞬間的に読める悦び。
ちょっとした変態性すら感じるほどに、本が好きです。

・・・

さて今日は読書記録。

人生がうまくいく哲学的思考術 白取春彦 著

咀嚼がむずかしいんだあ・・・・・・

とにかく考えて、迷い、表現しろでお馴染みの白取春彦さんの著書です。
(すみません、私の中で上記なイメージなだけで別にお馴染んでない)

「思考術シリーズ」とも呼ばれるたくさんの本を出版されている白取氏。
ご自身の趣味として多くの哲学書を読むそうです。

本書では、著者が手に取った多くの哲学書から、現代に生きる人にも役立つ言葉や考え方を抜粋して紹介しています。

読んだ感想として一言言わせていただけるなら・・むずい。

でも、日々忙しく生きている中で大事にしたいと思える言葉にもたくさん出会うことができる本でした。

本書から、心に残しておきたい部分をいくつか残します。
(私の解釈で言葉を崩しているので抜粋ではありません。)

ーー

成功するには○○だ!幸福を手に入れるためには○○しろ!
現代にはこういうハウツー本が溢れているけど、
この「成功」「幸福」ということばに惑わされていないだろうか。
人より多くのものをもち、上に立ち、それで何になるのだろうか。

ーー

もっともらしく聞こえるのは正しいからではなくて
ただ、文法的に正しいだけかもしれない。

ーー

相手のことは理解できない。理解できなくて普通だと理解する。
たとえ親友や両親だとしても、言葉から全く同じものをイメージするのは難しい。「トマト」みたいな具体的物質はまだいいけど、「世界」「普通」「理想」といった抽象的なものほど、イメージは異なってくる。
だからと言って相手を理解ことを放棄してはいけない。
表現し、伝え合う努力をすることが大切であり、喜びとなる。

ーー

考えるだけでは何も生まれない。
表現する(書く・つくる)ことではじめて、存在させることができる。

ーー

特に最後の部分。
私がこのnoteを書いている今、共感せずにはいられませんでした。

本を読んで感じたこと、私が考えていることを書きだす。
そこではじめて私の思考を存在させるこがとできるのです。

書いてはじめて誰かに読んでもらえて、「スキ」をもらえて。
うぬぼれかもしれないけど、誰かの心を動かす対象になれるのかもしれない。

・・

長くなってしまいましたが、今日はこの辺で。
皆様もこの本をぜひ手に取ってみてくださいね。

お読みいただきありがとうございました。

Iroka.

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