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〜 キャライメージリボン 〜




物語のあるリボン作家『いろいと』です
私の作るリボンには1つずつ物語があります
手に取って下さった方が、楽しく笑顔で続きの物語を作っていけるよう心を込めて作っています
ストーリーは、一つではなくどんどん増えていくもの、これからのストーリーを作るのは、あなた
あなただけのストーリーを楽しんで行って下さい♡
こちらでは、リボンの物語を紹介しています楽しんでもらえたら嬉しいです♪


〜 イメージリボン 〜

大好きなテーマパークに来れた時の、この高揚感は何ようにも例える事が出来ない嬉しさだ
このわくわくした気持ちを、みんなは何て答えているのだろう?
本当に言葉にならないとしか言えない私は、今日は最高の日としか言葉が出ない
年に2度は来るようにしているのだが、やはり遠い事もあり何度も来れるわけではない
来るまでにスケジュールを立て、お土産をピックアップし、どのホテルに泊まるか決めていく
レストランやキャラクターがどこにいるのかも、もちろんチェックしつくしている
計画している時から楽しくて、到着しても楽しいこの場所は、私にとって楽園だと言っても過言ではない
『次は、こっち!行くよ♪』
『ちょっとまってー』
着いて早々に列に並んだり、ポップコーンを買いに行ったりと引きずり回されている家族はすでにヘトヘトのようだった
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『今からこのレストランで食事しながら写真撮影が出来て、この時間のショーを見るから急いでね?あとは・・・』
『あなたのその熱意をもう少し違うとこにも向けてもらいたいと母は思う・・・』
『だって、一緒に行きたいって今回は言ったから全部見てもらいたいし♪スケジュール組んでるからママは今日は付いてくればいいだけ♡』
『お姉ちゃん、パレードは見ないの?』
『パレードは何時だったかな?』
7つ下の中学1年生の妹が〈限定パレードを見たい〉という情報もきっちり把握済みなので、何時にどこへ行くのかを説明してあげる
『さっすが!!』
妹は目をキラキラさせ両手を顔の前で組んでいる
こういう時だけ私を持ち上げる
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人気のキャラクターと写真が撮れるショーは、とても有意義な時間を過ごすことが出来た
キャラクターを囲んでの家族写真も数枚撮れた
パパが可愛いキャラクターに抱きつかれているところも激写出来たので、これはリビングに飾ろうと女三人で話をしていたのだった
ここは夢の国のようだなぁとわくわくする気持ちも収まりきれない時間があっという間に過ぎていく
いつの間にか気が付けば辺りは薄暗くなっていた
夜のメインパレードは、とても有名で誰もが知っている曲が流れてくるやいなや辺りがパッときらびやかに光の渦に飲み込まれていく
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流れていく光を見ながら、少し髪の毛が落ちてきたので、私は髪飾りを付け直す
ママと妹と私の3人お揃いのリボンもパレードを待っていましたとばかりに、光に呼応するように楽しそうにパレードを見送っていた
すっかり夜も遅くなる頃には、疲れも出てきたのか妹はやや眠そうにしながらも、お土産のお店へ入り目を輝かせながら選んでいた
また明日も来るからそんなに急がなくてもいいよと声をかけながら、静かに夜も更けていく
遠く美しく輝くお城が、ぼんやりお月様を照らしているようにも見えた
『今日はスケジュールしてくれたおかげで満喫出来たね♪明日もスケジュールされてるのかな?』
『もっちろん♪』
お土産も選ばずにぼんやりお城を眺めている、ママが隣で一緒にぼんやりと夜の国を眺めていた
『大好きなものがあって、どんな事でも大好きなの物に一生懸命になれるって素敵なことだよ!色んな事に大好きで一生懸命でいられるといいね♪さっ!お土産ママも選びたいから一緒にいこう♪』
『うん!・・・ママ大好き♪』
『ふふ。よしよーし可愛い子め!』
いつもは、素直になれない私だけど今日は何だか素直に答えられた気がした
わしゃわしゃと頭をくしゃくしゃにされながら、私達はお土産屋さんへと意気揚々と向っていった
もちろんパパはぐったりだけどね!ふふふ!
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