「この人の子供が欲しい」じゃなくて「この人と子育てしたい」

「この人の子供が欲しい」は、
自分の子供にとって、人生が少しでも有利になるような遺伝子を残してあげたいという親の想い。
特に、自分が持っていない部分を相手に求めたくなる。

「この人と子育てしたい」は、
旦那さんを人生のパートナーとして、嬉しいことも大変なことも乗り越えていくイメージ。
この人となら、いろんなことを共有して、体験して、乗り越えていけるという気持ち。

「あ〜・・・旦那はいらないけど子供が欲しい」

女子会で、30代独身の女性たちからよく聞く言葉。
相手を見つけるのも、恋愛するのもめんどくさいし難しいんだけど、
子供はやっぱり産んでおきたい、という気持ち。

素敵な恋愛も、素敵な旦那様も、できるものならもちろん欲しいけれど、
それよりも出産というのは、女性の本能に強く訴えかけてくるもので・・
そしてどうしても年齢が気になってしまうもの。
気持ちはすごくすごくわかる。

そして、一人でふと考えたこと。
今の旦那さんに対しては、
「この人の子供が欲しい」というよりも、
「この人と子育てしたい」という方がしっくりくる。

だって、私の旦那さん、身長は159cm、男性としては小柄。
健康なので良いけれど、お酒は弱いし、食べたら太りやすい。
ぱっちり二重でもないうっすら奥二重。
（ちなみに私もお酒弱い、太りやすい、しっかり一重・・）。

もし「この人の子供が欲しい」という考えだったら、
もっと背が高かったり、太らない体質だったり、美形だったり、
私が持ってなくて、子供に残したい遺伝子を、
もう少し多く取り入れるように選んだと思う。笑

でも、この人と「一緒に子育てしたい」と強く思う。
これから先何十年、一緒にパートナーとして生きていきたいと思って選んだ人だから。
楽しいことや嬉しいことを一緒に味わいたい。
大変なこともたくさんあるだろうけど、この人と一緒ならきっと大丈夫だろう、と思える。

「旦那はいらないけど子供は欲しい」と言っている女子たちも、
結婚願望がないわけじゃない。
「ただ結婚がしたいんじゃなくて、幸せな結婚がしたいよね」
と言うと、全員が強く頷く。

私が見つけた「幸せな結婚」のための一つの指標。
それが「この人と一緒に子育てしたい」だった。
女性は現実主義だから、育児のシビアさもなんとなく感じてる。
でもそれも一緒に乗り越えていけるイメージが湧く相手なら、
きっと幸せな結婚像に近づくんじゃないかと思う。

私も旦那さんと一緒にがんばるから、そのうちコウノトリが来ると良いなぁ。

明けましておめでとうございます。彩葉です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
本年もよろしくお願い致します。