見出し画像

停戦について

イスラエルのことは気になってしまうため、ニュースやXなどで、情報を集めている。
しかし、Xでの個人の感想的なつぶやきはともかく、当事者や各国政府当局発表、ニュースまでもポジショントークに終始しており、何が事実で、何がフェイクで、何が思い込みなのかが判断できず、正直混乱している。

ただ、こうした混乱はどこまで意図的かはさておき、情報戦の一部であり、それを見る人の心を揺さぶり、感情を搔き立てる。
誰が攻撃したかについての真偽は不明でも、実際に悲惨な被害が生じていることは事実であるからだ。

そうして、それを見た人々の怒りに火が付き、その怒りに押されてこの戦争が泥沼化して、さらなる被害者が生み出されていくことに恐怖を覚えている。

しかし、いつかは戦争は止めなければならない。そのためには、なにがしかの停戦条件が出てきてしかるべきではあるが、妥協はできなかったため銭湯が続いているロシアウクライナとは異なり、イスラエル・ハマスについてはまったく停戦条件が見えてこない。仲裁役になりそうな国もなく、まったく終わりが見えない。

民主主義になって、国のリーダーがコロコロ変わることについては、国内だけ見ると政治体制としてはある意味健全なのかもしれないが、外国と信頼関係を築いていくという観点からは、果たせる役割が小さくなってしまうのだろうかと、バイデン大統領がイスラエルに訪問した際、他の中東諸国から会談を断られるというニュースを見てはしみじみと考えてしまう。

誰がどのようにして、この戦争を終わらせることができるのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?