縄文人に学ぶ信頼で生きる事
お金は好きですか?
景気は良くなってますか?
どうも格差は開く一方で、正社員でいれば安泰っていう時代はとっくに終わっている気がする。
数日前、若手芸人さんが将来の悩みを吐露していた。
「肩書きが1つじゃ不安」と言う彼の話はとても共感できる。
芸人さんもクリエイターさんも一般企業の人もみんな同じじゃないかな。
働き方が多様化し、自分でマネジメントして自分で稼ぐ。そういう時代なんだと思う。…分かっていてもなかなか難しい。
お金に翻弄されて右往左往。
じゃあお金が無かった時代は??
山籠りで時給自足?
いやいや。太古の昔からコミュニティはありました。
縄文時代の人達だって、村を作って集団生活をしていた。
縄文人は見た目ワイルドなんだけど、気は優しくて助け合いの文化で生きていた。
「お隣さんからドングリのお裾分け〜」なんてやり取りがあったかもしれない。
同じ村内ならまだしも、他所の村ともそんなやり取りがされていたとか。(見に行く事は出来ないから、仮説ではあるけど)
「ウチの特産物とおたくの特産物を交換しましょう」
物々交換で社会が周っていたとか。
ハートフル!奪うなんて発想は無かった時代。(←追記:これは確証がないですね。個人的妄想成分が行き過ぎてましたm(_ _)m)
今でも日本人は平和主義と言われているけど、大先輩もそうだったみたい。
まさに信用で生きていたって事。
心理学的にも、生き残る為には信頼関係を築くと良いと言われている。
ちょっとした「貸し」を作っておくことで、攻撃されにくくなるから。
日々の小さな親切が大きな感謝に繋がるから。
いつの間にかお金と能力の交換で生きる時代になったんだけど、お金の価値を見直しても良いのかもしれない。お金は後からついて来る。
とは言いつつも、物々交換は対等でなければ成立しない。
そこで縄文人は考えた。
「そうだ!付加価値を付けよう!!」
「ウチの黒曜石、加工しやすいようにちょっとだけ削ってあげよう。」
「ウチの貝、殻を剥いといてあげよう。」
賢い!商人!優しい!!!
流石にこれは「ほんまかいな」とツッコミたくなる部分もあるけど、実際加工専業に使っていたとされる貝塚が発見されている。
もし本当なら、みんなが幸せになれる在り方だと思う。
しかも縄文人は現代人より脳が大きかったとされている。
生活の中で様々な知恵を身につけたのは間違いないかと。
彼らの生活を調べれば調べる程、賢さに驚く。
芸術的感性が高いし、オシャレだって楽しんでた。装飾品を作ったり、メイクだってした。
土偶を作ろうって誰が言い出したんだろう。
縄文センパイに負けてるかも?
信頼と発想力。
☆追記
高知県の遺跡で、縄文晩期に武器により攻撃を受けた人骨が発見されていたようです。(知識不足でした・・・・)
男女複数人が明らかに攻撃による負傷を受けていたらしいです。
これまで縄文時代には戦争が無かったと言われていますが、この発見は「集団同士の戦闘の痕跡」と発表されました。これが同じコミュニティ内での争いなのか、違う村なのか、はたまま外来人なのかははっきりしていません。縄文「晩期」ってのがまたミソだなぁと個人的には思います。弥生時代への移行の中で色々変化があったのかもですね。
記事はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。
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