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【雑学】オレンジペコーってなに?

みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
本日はオレンジペコーをテーマにお話させていただきたいと思います。

オレンジペコー。
かわいい響きですよね。
『オレンジペコーください!』

カフェや紅茶専門店でそんなフレーズを聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れません(ないか?)

しかし、よくよく考えてみるとオレンジペコーってなんなのか?
その疑問に対してサクッとお話しようと思います!

オレンジペコーって何?


結論から先に申し上げるととオレンジペコーとは茶葉の等級の名前です。

はい?なんのこっちゃ。
という声が聞こえてきそうです。

ここでいう茶葉の等級というのはクオリティの事ではなく、
茶葉のサイズ
の事を指します。

もっと嚙み砕いて言うと、茶葉が細かいのか、大きいのかってことです。
(とってもシンプル!)



よくある勘違い


オレンジの香りはしません!

ですのでオレンジペコーとは産地の名前やフレーバーの種類ではありません

オレンジの香りがする紅茶の事でもありません。

あくまで茶葉のサイズの事だという理解で大丈夫です。

でもややこしいですよね・・なんせ名前にオレンジってついちゃってますから!

オレンジペコーの名前の由来

じゃあなんでオレンジペコーって呼ぶのか?
名前の由来については実はよくわかっていません。

・オランダの王室であるオラニエ=ナッサウ家との関連性を示唆する
「オレンジ」を茶のマーケティングに用いたという説

・オレンジ色に輝いて見える葉の色が名前に関係しているという説

などなど、いくつか諸説があるのですがこれといった断定はできないのが現状です。

等級の種類

・FOP(Flowery Orange Pekoe)
・OP(Orange Pekoe)
・P(Pekoe)
・PS(Pekoe Souchong)
・S(Souchong)
・BOP(Broken Orange Pekoe)…etc.

どうですか? 眠たくなってきたでしょ??
横文字の羅列は睡眠を誘いますね‥‥。
もっと詳しく知りたい方はぜひ検索して調べてみて下さいね!

今回は簡単に、そして実際茶葉を買うときに等級をどう活用すればいいのか?という点についてお答えします。

等級の活用法


FOP(フラワリーオレンジペコー)
BOPF(ブロークン オレンジ ペコー ファニングス)

茶葉を購入する時にこの等級区分をどう活用すればいいのか?

その際に知っておいていただきたい茶葉の特徴としては
【茶葉は細かい方が濃く抽出されやすくなる】
という点です!

・上品で繊細な味わいや香りを楽しみたい → 芯芽が多く入った茶葉を選ぶ(FOP)など
・ミルクに合うような力強い紅茶が飲みたい → 茶葉が細かいタイプを選ぶ(BOP)など

ここで注目していただきたいポイントは
『B』の存在です。
BOPのBはBROKENのBです。
つまり細かくカットされた茶葉にはOPの前に『B』がつきます。

ミルクティーにして飲みたい時や、力強い風味の茶葉を探す時は
『B』のついた等級を選ぶのがおすすめです!

最後に

本日はオレンジペコーについてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
難しい用語は省いて、実際に活用する際のポイントをまとめて共有させていただきました。

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ここまでご覧いただきありがとうございました。
それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ!
いろはでした!


BOPの紅茶と、スコーンで至福のとき✨






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