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エレガントなお茶『白茶』ってなに?

みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。

いやぁ…久しぶりの更新となってしまいました。

また改めてコツコツお茶について発信していこうと思いますので、
よろしくおねがいします!

今日は白茶(はくちゃ・しろちゃ・ぱいちゃ)について少し紹介しようと思います。


白茶ってなに?

あまり聞き馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、白茶は緑茶や紅茶と同じくチャノキからつくられるお茶の種類です。

細かい製法は省きますが、簡単に伝えるとお茶の葉ではなく、新芽の部分を中心に摘み取り、茶葉を揉まずに萎れさせてお茶本来の甘みを引き出す製法でつくられたお茶の事です。

新芽のみの白茶→インゼン
葉も含む白茶→白牡丹(パイミュータン)

一見シンプルな製法なので簡単そうに思われがちですが、
おいしくつくるには職人の高い技術が必要なことと、
シンプルが故に茶葉そのものの品質がダイレクトに影響するお茶と言えます。

白茶の値段

その希少性からも、かつては中国の皇帝への献上されていたと言われている白茶。

粗悪な白茶であればリーズナブルなものも存在するでしょうが、
一般的には100g¥4,000 ~ ¥20,000ほどでしょうか。

高いっ!と思われるかも知れませんが、
白茶でしか体験できない味わいはたしかにあります。

白茶の味わい

具体的にどんな味わいかというと

とっっっってもエレガントです!
渋みはまったくなく、花の蜜を感じさせる優しい甘みが
口の中でなく、喉の奥でゆっくりと拡がっていくような心地よさです。

ケーキや焼菓子などのスイーツと合わせるというよりも、
白茶単体で味わうか、もしくは繊細な和菓子とのペアリングがオススメです。

白茶のおいしい淹れ方

難しいと思われる事の多い白茶ですが、ポイントを押さえればそこまで難しくありません。

茶葉の量は多め・湯温は下げる・抽出時間は長め

これだけで大丈夫です。
具体的な淹れ方は白茶の種類や好みによって変わりますが、
目安としては

インゼン → 200㏄ 8g 80℃ 10分
白牡丹  → 200㏄ 5g 85℃ 5分

あくまで僕の好みで、ひとつの指標にすぎませんが
ぜひ実際に淹れて試してみてください。

最後に

先日飲んだ白茶がとてもおいしく、今まで出会ったことのない味わいで感動しました。


珍しい台湾四季春の白茶
こうして見ると本当に葉っぱですね。
驚くほどの甘み。白茶ならではの味わいに感動。

いかがでしたでしょうか?
今日は白茶についてご紹介させていただきました。

最近コスメなどでホワイトティーの○○
という表記をよく目にしますが、あれも白茶の事です。

ただ、実際に白茶の香りがするものには出会ったことがありません。

なかなか一般的に見かける機会は少ないかも知れませんが、
中国茶専門店や、お茶にこだわっているカフェに行って見かけた際はぜひ試してみて欲しいです。

お茶の世界の奥深さを体験していただけるのではないかと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!

それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ。
いろはでした!


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