冬から春。姫から立春。

立春。オリンピックの開会式のカウントダウンが二十四節気でしたね。
興味深く見ていました。

暦の上で春。私は前日からの冬の季語：うつた姫の推敲と
今日のお題の春の季語：立春と両方考えていて
頭のスイッチの切り替えがえらいこっちゃっとなっていました～

うつた姫の激しさを伝える句。そして具体的に。
いくつか作ったのを載せて、うつた姫様にはまた次の冬シーズンに
お会いしたいと思います。
姫さまの悲しさ、激しさ伝わると良いのだけれど。

【推敲前】
その１　うつた姫迫る終わりに舞い狂う
↓　ここから推敲
その２　うつた姫緩むムードに鬼気の舞

ここまでが前記事。

【推敲後】

うつた姫風を叫ばせ鬼気の舞

やり場なく荒風吹かすうつた姫

張り裂ける胸中如何にうつた姫

以上３句あらたに作ってみました。

さぁ、春だぁ～♪♪♪

【季語：立春】

手製地図握る立春試験日に

高校まで地元で過ごした私は、東京に出たことがほぼありませんでした。
都心の大学受験。試験場にたどり着けないと困ると父がお手製の地図を作ってくれました。
それを頼りに大学受験に向かった思い出があります。

立春や後ろ美人のとろける香
　　　　　　　　　　　（か）

女性の髪の香りやフローラルな春らしい甘い香水の香りが
後ろを歩く私の鼻をくすぐります。
思わず、どんな方なんだろうと想像してしまいます。

立春や半拍後のハーモニー
　（はんぱくあと）

実はピアノ曲を２曲１カ月でどのくらい仕上げられるかというチャレンジをしています。
選んだ曲は真逆ですが、
MISIAのEverythingとメンデルスゾーンの春。
「冬VS春」いや、別に戦わせていないけれど。
ピアノ曲を仕上げるのは根気がいるなって常々思ってしまう私なのですが
（だからピアノ弾くのが億劫になるのよね。）
ただのチャレンジだと思って、自分試しでやっています♪
好きな曲を選んだし、一度は弾いた曲（春）なので限られた時間で
どこまでそのレベルまで近づくことができるか楽しみです！

さて、Everythingは冬っぽい曲ですが
この曲を弾いていて出てきた立春の句。
１小節の頭が半拍空くことが多い楽譜です。
シンコペーションっていうのでしたっけ？
楽典は苦手なので、忘れましたが。
それが、立春で春になったのに体感としては春は半歩も
（本当はもっとだけれど）遅れている感じが似ているかなと。

そしてそれが本格的に春になったら調和の春。
ハーモニーです♡
ゆっくりゆっくりと遅れながらも春が進み
気づけば、芽吹き、花が咲き最高のハーモニーとなるのです♪

早く春のハーモニーが見たい私です♡